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【レポート】土着ワークショップvol.13  藁細工/鳥のしめ縄

昨年の12/23、西蒲区福井にある旧庄屋佐藤家にて、13回目の土着ワークショップを行いました。今回初めて挑戦したのは、稲藁を使った「注連縄(しめ縄)」づくりです!

下げ飾りつけ

チラシ画像

毎年、年末になると、スーパーなどに並ぶ神棚用の「注連縄」やお正月用の「しめ飾り」。新年を迎える際の当たり前の光景ですが、先祖や神様の存在を重んじたり、お神酒や供え物ともに、年神様や土地の神様を家に迎え入れたりすることは、日本人が昔から大事にしてきた精神性が表れていて、とてもすてきな風習だと思います。

注連縄とは、神を祀る神聖な場所を他の場所と区別する「結界」の機能をもつもの。8世紀初めに編纂された日本最古の歴史書『古事記』の中に「しりくめなわ」(尻を編んだまま切らないでおいた縄)という、「しめなわ」の大元となった言葉が出てくるほど、古くからあるものです。「外から悪いものが入らないように」と願いや祈りを込め、一般的に稲わらを左周りに縄綯いしてつくられます。その形も、ゴボウジメ、ダイコンジメ、ワカザリ、タマカザリ、マエダレなど(※森 須磨子「しめかざりのかたち」/『民藝 特集:しめ縄 673』より引用)、地域によって本当に様々な形があり、そのバリエーションを見ると、地域性や人間性、個性の違いなどを感じ、とても面白いです。

藁細工職人の山際辰夫さんのお宅に初めて伺った時、山際さんお手製の注連縄と玉〆めを拝見して以来、私(桾沢)はすっかりその魅力に取りつかれてしまいました。注連縄を、年初に玄関に飾ると、心がしゃんとして、お正月が終わっても家の中で飾り、時々それを見ると、日々の忙しさに忘れてしまいそうな「感謝」の気持ちを自然と持てる、不思議なスイッチのようなものだなと感じています。そして、そんな注連縄をいつか自分の手で作りたいと思い、2年越しで今回の企画に至りました。山際さんの注連縄は、素人が作るにはハードルが高いため、入門として「鳥」の形を選びました。鳥の注連縄は、高千穂や広島県のものなどを参考にしてつくりました。

さっそくワークショップの様子をお伝えしていきます。
新潟市内はもちろん、上越、三条、五泉、遠くは山形県鶴岡市から参加してくださった皆さんとともに、佐藤家の囲炉裏のある空間で、山際辰夫さん・ハツさんご夫妻を講師に作業をスタート。

山際さんご夫妻

いろり

材料の稲ワラは、山際さんの田んぼで青刈りしたワラを使用しました。

ワラ

自己紹介のあと、さっそく縄に膨らみを持たせるための「芯」づくりから始めました。

あいさつ

3本の縄を綯うためには、3本の芯が必要です。ワラくずを適量とり、イグサを1本紐代わりにして、巻き付けていきます。

芯づくり

いぐさ

芯づくり2

芯づくり3

真ん中部分が分厚くなるよう、厚みを調節するとともに、なるべく表面が凸凹にならないよう均一に、イグサを巻き付けていくことがポイント。イグサを使う理由は、草の太さが均一で、少し湿らせば、しなやかな紐として使い易いからだと言います。

芯の次は、鳥の頭と尾っぽの間を結ぶ縄をつくるため、「縄綯い(通常の右綯い)」を学びました。

縄綯い

縄綯い2

縄綯い3

「縄を綯う」行為は、頭で考えるよりも、手と足を使って慣れた方がはやく覚えられるようです。

ハツさん

熱心に縄綯いを教えていらした山際ハツさんが、「わたしらは、家が農家だったから、冬は縄綯いがみんなの仕事。現金収入のために、学生の頃から手伝わされたの。1本何十mってやるもんだから、縄綯いなんて、身体にしみついているだわねぇ。」とおっしゃっていたのが印象的でした。

すでに縄綯い経験者の方もいらして、慣れた手つきで綯っていらっしゃいました。

なわない

なわない2

まずは、やりやすい「右縄」の綯い方をマスターしてしまえば、これから行う注連縄の「左縄」も、逆方向に手を動かすだけなので、分かりやすくなると考え、この順番にしました。

わらい

なわない4

なわない3

縄綯いは、最初こそ手こずりましたが、みなさん、途中からはコツを掴み、リズミカルに縄を綯っていました。手が乾燥しているとすべって縄は綯えません。時折、水をつけ、撚りをかけながら、右回りに2本のワラ束を綯っていきます。ワラ束が細くなってきたら、数本を足して続きから綯っていきますと、長い縄の完成です。

続いていよいよ、「注連縄」の縄綯いに入ります。

しめなわ見本
 
太さを均一にするため、同程度のボリュームのワラ束を3つ用意します。

2本結ぶ

そのうちの2つを先から10cmほどのところで麻ひもで固く結びます。

左縄見本2

そして、足でその結んだ部分をしっかりおさえながら、両手を使って、2つの束それぞれに撚りをかけながら、左周りに交差・回転させます。

左縄見本3

次に、作っておいた芯を2本とり、それぞれの束の中に包むように覆い、そこへまた撚りをかけながら、左回りに交差・回転させます。
この撚りをかけながら、左回りに交差・回転を繰り返すと次第に縄はできあがっていきます。途中、芯をはみ出ないように隠しながら、上手に撚りをかけていくと、縄表面の仕上がりがきれいになります。

左縄見本4

左縄ない

左縄ない2

左縄ない3

こうして、尾っぽ側からスタートした縄綯い作業を、鳥の首部分でストップし、適当な場所で麻ひもで縛ってとめます。

親子で

3本目

この左縄の骨格(2本の縄綯い)ができたら、そこに、もう1つのワラ束を絡み付けていきます。まず、尾っぽの先端部分に新たな束の端を合わせ、先ほどの2つの束を麻ひもでとめた位置で再び強く縛ってとめます。そして、芯を入れつつ、撚りをかけて、最初に綯った縄に巻き付けていきます。このとき、巻き付けが甘いと緩んだ注連縄になってしまうため、しっかりと力を入れながら、強く巻き付けます。こうして、注連縄部分は完成。

頭でしばる

頭曲げる

首の付け根部分を麻ひもで縛り、頭の部分は、全部のワラ束を鳥の頭をイメージして折り曲げ、口ばしのあたりでまた縛ります。こうして、鳥の胴体部分は完成です!

鳥の形

鳥の形検討

山際さんは、この「注連縄」づくりのプロ。一見すると、稲わらが「ずりずり」っと自然と手の中で縄になっていくような感じなのですが、触るとしっかりと強く撚りがかかっていて、手や足、全て動きに無駄がありません。30年以上も作り続けている経験が、この「音」と「動き」に凝縮されているのだなと改めて感じます。

しめなわ縄綯い

さて、残るは、足となる「下げ飾り」2つを作るのみ。

下げ飾り

下げ飾りは、足の長さの2倍の長さのワラ束を用意し、真ん中に芯となる短い縄を置き、均一にワラで包み隠し、その中心部分をしっかり紐で縛ります。その後、バナナの皮をむくように、周囲のワラを折り曲げていき、適当な場所で飾り紐(赤い絹の紐)で縛って、仕上げます。

赤い紐

尾と頭つなげる

鳥の尾っぽ、口ばし、足の先を好きな長さや角度で切りそろえます。最初に綯った縄で、尾っぽと頭部分を結んでつなぎ、好きな位置で固定します。

頭調整

下げ飾りつけ

最後に、ボンドで「下げ飾り(足)」を好きな位置に挿んで固定し、鳥の注連縄の完成です!

完成

記念撮影

ここまで3時間弱かかりました。みなさん、初めての挑戦でしたが、お一人お一人思いのこもった、すてきな鳥の注連縄ができあがりました!お疲れ様でした。

柚餅子

終了後には、福井の名物郷土菓子「本間屋の柚餅子」をそれぞれお持ち帰りいただきました。

柚餅子といろり

満足そう

きっと、みなさん充実した年末・年始を過ごされたことでしょう。この注連縄飾りは、お正月期間を過ぎても、部屋に飾ってずっと楽しむことができます。ご自身で稲穂を尾っぽに加えるなど、アレンジされた方もいらっしゃいました。それぞれのご家庭で、「鳥の注連縄」が、厄を払い、家の守り神のような存在になってもらえたら幸いです。

参加者のみなさん、山際さんご夫妻、珈琲を振る舞って下さった山上さん、そして、会場を貸して下さった佐藤家保存会の皆さん、本当にありがとうございました!!

※講師・山際さんのライフワークである「注連縄づくり」についての記事が新潟日報(12/18、夕刊)に掲載されました!後日、お宅を訪ねると、記事が額に入って飾られていました。

記事
【「いい記念になった!」と嬉しそうに語る山際さん】

 

【レポート】土着ワークショップvol.11 干し柿づくり <後編:手もみ>

干し柿づくり<後編:手もみ> レポート

昨年の11/8に<前編>の皮むき&干し作業を終えた「干し柿づくり」。その後、1ヶ月あまりが経過した12/13、室礼にて<後編>の「手もみ」作業を行いました。

手もみ全体てもと

干し柿手もみ前

前編でいわむろやとKOKAJIYAの軒下に干した柿でしたが、干した当日が雨、その後もじっとりとした雨や曇りの日が続き、10日ほど経つ頃、一部の柿にぽつぽつと黒いカビが・・・。

この冬はいつもに増して暖冬、気温の高さと湿度のせいで、柿の表面のじめじめ状態が続いていたのが、柿のコンディションを悪くさせていたのでしょう。さらに柿の大きさも前回の1.5倍!(2Lサイズ)ということで、そもそも柿自身の水分も多かったことが影響したのだと思います。

カビを発見してからすぐに、柿を回収。場所を移して、アルコール35度の焼酎(ホワイトリカー)に1つ1つ浸して(殺菌のため)、干し直しました。それでも半分位の柿がダメになってしまい、なくなく処分することに。干し直すことができた柿は、1週間ほど屋根のある風通りのいい場所で、扇風機の強風を当て続けました。

すると、表面が乾いてきてカビは目立たなくなり、全体が茶色く縮みながら、徐々に干しあがっていきました。カビは水分がないと増えないので、こうなるともう安心。今回、予想外の天候に戸惑いましたが、なんとか柿の全滅を避けることができました。

干し直しをしてからも、ほぼ雪がなく、例年にない暖かさが気がかりでしたが、少しずつ柿も乾いていきました。そして、干し直しから3週間過ぎて、ようやく<後編>の手もみ作業に入ることになりました。

12/13、室礼に集まった参加者のみなさんと、さっそく作業を開始。表面が乾いて硬くなった干し柿を、表面が破れない程度に手で一つ一つ丁寧に揉んでいきます。

手もみ全体風景

手もみアップ

取り出す

手もみをするのは、干し柿の表面に白い粉(糖分)を発生させるため。このひと手間を加えることで、口に入れた時の甘さや味が全然違います。

手のアップ

講師の高塚さんのお話では、柿を揉むことで、中の方に凝縮されていた糖分が表面の方に移動、散らばり、やがて表面で冷やされ、その糖分が結晶化して白い粉となるんだそうです。

手もみ作業

20回くらい押していると、だいぶ柔らかくなり、甘さもしみ出しやすくなるような気がしてきます。そして揉んだ後の柿は、形を整え「ツボ型」にして、再び干します。

おしゃべり2

おしゃべり

和気あいあいとおしゃべりしながら行うと、あっという間に作業は終了していました!

参加者のみなさん、口をそろえて「皮むきや干す作業よりも、手もみ作業の方が楽しい」とおっしゃっていました。「これがやってみたかった」「柿の肌触りが気持ちいい」とも。

試食

最後に、手もみ前の干し柿を少しずつ試食してみました。既にとっても味が濃く、甘い干し柿になっていました。お茶との相性も最高です。これが白い粉が吹くと、さらに美味しくなるはず…。そんな完成を楽しみにしながら、再び柿たちを干場へ移動しました。

〜後日〜
<干し柿、いよいよ完成>

干し柿完成

12/13に手もみを終えた柿は、年末になってようやく白い粉が生え始め、年をまたいで、1月に入り全体が白くなってきました。こうなるともう食べ頃のサイン。

干場全景

干し柿全景2

実は今回、一部手もみしないものを残し、手もみしたものと比べると明らかにその違いがでました。

手もみの有無の違い
【左が手もみなし、右が手もみしたもの】

手もみしたものは白く、手もみしていないものは、ほんの少ししか白い粉が吹きませんでした。これで、手もみの効果をはっきりと確かめることができました。

その後、参加者のみなさんに完成した干し柿をお渡しして、11月から2カ月に渡って続いた今回の「干し柿づくり」も無事、終えることができました。

干し柿は、そのままでは苦くて食べられない渋柿を、自然の力(風や気温の低さ)を巧みに利用し、保存がきき栄養価も高く、かつ美味しい食べ物に変えるという、先人たちが編み出した生活の知恵です。

地域によっては、お正月の年神様への供え物の中にも、串柿(干し柿を串にさしたもの)が見られますし、柿に関する民俗・風習には他にも、「キマブリ(木守り/きまもり)」といって、「来年も実が沢山なるようにと、柿の木の実を1つだけ残す」風習や「成木責め(なりきぜめ)」といって小正月に「柿の幹を傷つけ、お粥をそこに塗って、今年もしっかり実をつけろよと、木に語りかける行為」などがありました。また、柿の利用法(柿酢、柿渋、柿の葉など)や、それぞれの加工・料理のし方などを掘り下げていくと、さらに「柿を楽しむ」可能性は広がってくると思います。

今回の干し柿づくりでは、当たり前ながら、作り手がその年の天候や干す場所の特性を考慮し、ちゃんと手をかけないと失敗してしまうものなのだということを学びました。この経験を生かし、今年もまた「干し柿づくり」に挑戦していきたいと思います。

途中、柿を見守ってくださったKOKAJIYAのメンバーや、<前編>で会場の協力をいただいた「いわむろや」、講師のタカツカ農園の・高塚さんに改めて感謝いたします。

最後に、参加者のみなさまにはご心配をおかけしましたが、気長に完成までお付き合いいただき、ありがとうございました!!ぜひ、またご家庭でもやってみて下さい。そして、干し柿の美味しい料理法などがあれば、ぜひ教えていただければと思います。

干し柿アップ

<前編>のレポートはこちら
2014年の干し柿<手もみ>については、こちら

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「土着ワークショップvol.11干し柿づくり」
◇共催:新潟市岩室観光施設いわむろや、Bricole、KOKAJIYA2F「室礼」
◇協力:灯りの食邸KOKAJIYA、foodrop

 

【レポート】土着ワークショップvol.12 竹細工・煮ざる

昨年の12/6、土着ワークショップvol.12竹細工の「煮ざる」づくりを行いました!12月に入り、いつ雪が降るかと心配していましたが、この冬は暖冬ですっきりと晴れ、いいお天気の中での開催となりました。

竹細工イメージ

竹細工ポスター

岩室温泉からもすぐ近く、西蒲区和納在住の竹細工職人、阿部晋哉さんにお会いしたのは、2013年の夏。小鍛冶屋の倉庫にあった「林檎かご」を作ってみたいと思い、職人さんを探したのが始まりでした。

愛犬とあべさん

阿部さんご紹介

新潟は、佐渡産の竹かごなどが知られていますが、市内のこんなご近所に職人さんがいらしたことは、本当にありがたいことでした。ワークショップのご相談をする中で、素人でも数時間でできるものとして「煮ざる」を選び、2014年に初開催しました。

阿部さん

阿部さん曰く、新潟県内の竹は「孟宗竹(もうそうちく)」が一般的で、佐渡のかごに使われる「真竹(まだけ)」は、佐渡が北限なのだとか。阿部さんご自身は、竹細工のメッカ・大分県別府で修行をされたご経験から、今も九州産の「真竹」を使用されています。同じ「真竹」でも、佐渡産は少しかたく、加工するには、しなやかさの強い九州産が良いとのこと。今回のワークショップでも、九州産のものを使いました。

竹細工は、丸い竹からひごにするまでの加工が一番大変だそうで、11~12月に採り、苛性ソーダで漂白をして1ヶ月干したものを専用の器具で何回かに分けて割き、つくるものに合わせ厚さ・幅を決め、ひごに加工していきます。竹自体は身近にも見かけますが、それを加工するのがひと手間もふた手間もかかるため、昔ながらの竹かごなどの製品は、現在ではプラスチックや他の素材に取って代わられています。それでも、見た目の風合いや、成長の早い竹は永続的な利用も可能で、環境への負荷が少ないという良さもあり、今あらためて竹製品は注目されていると思います。

前置きが長くなりましたが、そんな竹を使った「煮ざる」づくりは、今回で2回目。煮ざるとは、餅や魚を煮る際に、鍋底にくっつかないようにするために使われるものです。平面的な円形のざるもありますが、この煮ざるは端っこを銅線と籐でしばり、見た目にもかわいらしいかご状のもの。お菓子などを入れるかごやインテリアの飾りとしても映えるので、使う人の工夫次第で自由に使えます。

スタート

講師の阿部さんの自己紹介のあと、少しずつ行程を分け、阿部さんの見本を見ながら、参加者の皆さんがそれぞれ手を動かして「六つ目編み」という竹細工の中でも基本的な編み方を学んでいきました。

最初の見本

阿部さんお手製のガイドボードの線(六角形となるようあらかじめ線がひかれている)を目安に、竹ひごを並べます。

6角形をつくる

最初の6本が組めたら、小さな真ん中の六角形ができます。ポイントは、ひごの表面にある節(黒っぽい部分)をなるべく真ん中に寄せると、見た目にもすっきりと美しいかごができます。

7本目

2周目見本

そして、次の6本を1工程として、両手を使って、少しずつ確認しながら、6本ずつを編みこんでいく作業を繰り返します。このとき、しっかり正六角形となるよう編み目を調節しながら、丁寧に編み込んでいくとうまくいきます。

2周目作業中

最初は竹ひごの上下が分からず、慣れるまで時間がかかりますが、繰り返していくとだんだん編む原理がわかってきます。阿部さんもお一人ずつまわりながら、教えてくださいます。

3周目

阿部さん教える

親子でご参加くださった方もいらして、お母さんの作業をじっと見つめていました。

お子さんと

竹ひごの“弾力”を感じながら、手先を動かすこの作業は、とても楽しいです。

編み作業2

編み作業

そうして、4周分(4行程)を編み終えると、大きな正六角形模様がみえ、あとは端の方をとめるだけ。

はし留め

はし留め2

はし留め3

銅線で先の方6か所を留めると、すっかりかご状になります。留める位置を調節することで、竹のカーブが調節でき、好きな位置で止めておきます。

かご状

その上にさらに、水で湿らせた籐(とう)を巻き付け、銅線を隠していきます。

籐仕上げ見本

籐

籐仕上げ

籐仕上げ2

仕上げヘルプ

参加者の皆さん、最後までとても丁寧に編まれていました。会場もとっても静かで、写真から皆さんの集中度合が伝わりますでしょうか?そしていよいよ、編み目の密度もかごのカーブも異なる十人十色な「煮ざる」が出来上がりました!ものづくりのワークショップをやっていると、いつもこの違いが面白いなと思います。同じやり方でほぼ同じ材料でつくっていても、個性が出るんですね。

作業終了後は、新潟の農家さんたちが大切に育てた果実の1年の恵みがギュッと凝縮されたDAIDOCOのシュトーレンをおやつにいただきました。

シュトーレン

シュトーレンと煮ざる

そして、全員で記念撮影!

記念撮影

12月の定番ワークショップになりそうなこの竹細工。しなやかな竹ひごを幾何学的な模様に編み込んでいく作業は、なんというか無心になれる、とてもいい時間です。できた作品もとてもきれいですよ!ぜひ、また2016年も開催できればと思っています。

ご参加の皆様、阿部さん、KOKAJIYAのスタッフのみんな、広報のご協力をいただいた皆様、ありがとうございました!!年をまたいでのレポートとなってしまいましたが、最後までご覧いただきありがとうございます。

 

12/23(水・祝)土着ワークショップvol.13 ワラ細工「鳥のしめ縄」づくり 開催

2015年を締めくくる土着ワークショップは、ワラ細工の「鳥のしめ縄(注連縄)」づくりです!
講師はおなじみ、新潟市西区木場在住の藁細工職人・山際辰夫さん(87歳)。以下、ご案内です。

鳥のしめ縄

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土着ワークショップvol.13 ワラ細工「鳥のしめ縄」づくり

日時:2015年12月23(水・祝)13:00~16:00(終了予定)

場所:新潟市西蒲区福井2908「旧庄屋佐藤家」
※駐車場あり

講師:ワラ細工職人 山際辰夫さん(黒埼民具保存会会長)

参加費:4,500円(材料/講習費込 本間屋の柚餅子&お茶付き)

定員:10人

申込み方法:TEL:080-4051-1211、Mail:info@bricole.jp(ぐみざわ)まで。
「12/23の土着ワークショップ参加申込み」とお伝えください。
【終了いたしました!】

<ワークショップで学べること>
●(注連縄の要となる)稲藁の縄綯(な)い、左綯い&3本撚(よ)り
●(足の部分の)下がり飾りづくり

縄綯い
【縄部分】

下がり飾り
【下がり部分】

<当日の流れ>
【13:00~】「鳥のしめ縄」づくりスタート 講師:山際辰夫さん
終了後、山際さんの稲作に関する映像を見ながら、福井の名物お菓子・本間屋の柚餅子をいただきます
【16:00頃】終了予定

※お子様も一緒にご参加できます。小さなお子様がいらっしゃる場合はお気軽にご相談ください。

企画・主催:Bricole(桾沢和典・厚子)
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注連縄(しめ縄)とは、神を祀る神聖な場所を他の場所と区別する「結界」の機能をもつもの。「外から悪いものが入らないように」と古の人たちが考案した、願いや祈りのカタチの現れかもしれません。そんな注連縄は、一般的に年末になると、去っていく一年への感謝、そして新たな一年への期待を込め、新しく飾り替えられます。

神棚のある家は少なくなってきたかもしれませんが、それでも新潟では12月になると、注連縄やしめ飾りがスーパーやホームセンターなどに沢山並びます。室礼では、ご縁あって2013年冬より、山際さんの注連縄と玉〆め(飾り)をオーダー販売させていただいております。

しかし今年の初め、山際さん「今年はもう作れないかもしれない。ひざが痛くて、足腰が辛くなってきた…」とおっしゃいました。30年余り続けてこられた、山際さんの生きがいにもなっている「注連縄づくり」。それは、ワラを細工するということだけでなく、稲作の一連の仕事(種籾の発芽から苗床づくり、田植え、水の管理、雑草の管理、追肥の管理、青刈り、乾燥、藁の加工・細工、来年の田起こし…)のことをさします。

西区木場周辺を見回すと、山際さんのご年齢で、注連縄づくりをやられる方はほとんどいなくなりました。何せ手間がかかるからです。それを「好きで」続けてこられ、地元の方々に毎年100個以上手渡してこられた山際さん。その蓄積と関係を思った時、「これは今年も、何としてでもやってもらわねば!」とお節介ながら思いました。

山際さんの期待のお弟子さん(女性!)も木場にいらっしゃり、その方と一緒に、「今年もお願いします」と早々に苗づくりの日を決めてもらい、さらに山際さんの田植えから注連縄づくりまでの様子を撮影させていただくことまで厚かましくもお願いしました。そして、5月からは一緒に田植えをさせてもらったりしながら、膝の痛みに耐えつつ、山際さんは今年も材料の稲わらをご用意下さいました。おかげさまで、今回のワークショップ開催に至りました。

【山際さんの縄綯いの様子】
縄綯い1

縄綯い2

前置きが長くなりましたが、今回作る「鳥のしめ縄」は、通常山際さんが作られるしめ飾りとは異なり、ワークショップ用にお願いしたものです。形も検討を重ねました。元は、宮崎県の高千穂地方の酉のしめ飾り、岡山県高梁市成羽の鳥お飾りや広島県の鶴飾りの飾りなどを参考にしています。

鳥のかたち

神棚に注連縄を、玄関にしめ飾りを飾る時期は、だいたいクリスマス後~28日まで。ぜひ今回、ご自身の手で縄を綯ったしめ縄で、新しい年を迎えてみませんか?
飾ったしめ縄は、お正月期間が過ぎても、1年中お部屋の中で飾ることができます。藁の色が青から茶色く変化していく様子も楽しめますよ!

クリスマスムードたっぷりの祝日ですが、かやぶき民家の佐藤家では「日本の年末」らしく、お正月の準備をして過ごしたいと思います。ご参加、お待ちしております!

佐藤家

<お正月飾り販売についてのお知らせ>
2016年用の山際さんのお正月飾り(神棚用の注連縄、玄関用の玉〆め)は、11月24日(火)から、オーダーを受け付けます。情報アップまで少々お待ちください。

 

11/8(日)土着ワークショップvol.11 干し柿づくり 開催

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【土着ワークショップvol.11 干し柿づくり 前編】
今年も干し柿づくりの季節がやってきました。昨年に続き、角田山山麓、巻の柿団地の柿農家・長津さんの渋柿を使わせていただき、岩室温泉「いわむろや」での開催です。講師は秋葉区タカツカ農園の高塚さん。楽しくおしゃべりしながら皮をむき、軒下に柿色のネックレスをつくりませんか?作業後は、みんなでKOKAJIYAのまかないランチをいただきます!

昨年の干し柿づくりの模様はこちら>>【前編】【後編】【完成】

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◇日時:11月8日(日)10:30~13:00頃
◇会場:いわむろや 伝統文化伝承館 (新潟市西蒲区岩室温泉96-1)
※無料駐車場あり
まかないはKOKAJIYA2F「室礼」(新潟市西蒲区岩室温泉666)にて
◇講師:タカツカ農園 高塚俊郎さん

◇参加費:3000円/学生2000円【学制割始めました】(講習費+KOKAJIYAのまかないランチ+後日干し柿12個持ち帰り)
※中学生以下参加無料(その場合はランチ、干し柿は別途)
※前編ご参加の方は、後編は無料。前編・後編のみのご参加も可能です。

◇持ち物:エプロン、ハンドタオル、使い慣れた包丁、(屋外作業があるため)温かい服装
◇定員:15名程度

<干し柿づくり工程>
●前編(今回):皮むき&干し作業
●後編(次回):干し柿回収&揉み作業(約3,4週間後「KOKAJIYA2F室礼」にて)
その後持ち帰り、又は、乾燥後受け取り(お渡し場所はご相談のうえ決定)

<まかないランチメニュー>
塩と「きりあえ」でいただく新米ごはん(西蒲区産コシヒカリ)、お味噌汁、柿と柿の素のマリネ、鶏モモ肉の酒粕コンフィ、柿茶、自家製羊羹

◇お申し込み・お問い合わせ:080-4051-1211 info@bricole.jp 担当:ぐみざわ
「お名前、人数、ご連絡先」をお知らせ下さい。
※お子様もご一緒に参加できます。お申し込みの際、ご相談ください。
11/2現在、定員に達しました。お申し込みありがとうございます。

◇共催:新潟市岩室観光施設いわむろや、Bricole、KOKAJIYA2F「室礼」http://shitsurai.bricole.jp/
◇協力:灯りの食邸KOKAJIYA、foodrop
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干し柿03

干し柿020

完成

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石川直樹『潟と里山』(青土社) 販売しています

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1977年東京生まれの写真家、石川直樹さん。2000年の「Pole to Pole 2000」以来、世界の山々を登り、海をわたり、大陸を歩き、旅を続ける石川さんは、人類学、民俗学などの領域にも関心を持ち、日々軽やかに地球を移動しながら、写真や文章での記録、作品発表を続けています。

38歳と言う年齢でこれだけ世界のあらゆる場所を歩いた人間はいないんじゃないかと思われるくらいの壮大な冒険家人生を送っていますが、ご本人にお会いすると、いたってノーマルな雰囲気で、ただ、世界のどこにいても変わらないスタンスで生きている、そういった強い芯を感じさせる人物です。

石川さんの写真は、世界と対峙し、世界から投げられるボールをそのままキャッチしているような、彼なりの捉え方で世界と一体となっている、あるいは時空を超えた何かとの関係性が写りこんでいるような作品が多い気がします。そして、そこに付けられる等身大の文章もまた魅力があります。

新潟では水と土の芸術祭、大地の芸術祭などに参加し、現在新潟市で開催中の、水と土の芸術祭2015では新作を発表。「潟と里山」というテーマで、数か月にわたり、新潟の西区・西蒲区のエリアに特化した写真を作品集の形におさめ、芸術祭のベースキャンプではその撮影ドキュメントを展示しています。

今回、私たちブリコールでは、ありがたいことに、石川直樹さんからお声がけいただき、写真集『潟と里山』の中の「斉藤文夫氏インタビュー」のインタビュー原稿作成をお手伝いさせていただきました。ブリコールが不定期発行しているフリーペーパー「ひとひら」を見て、お声をかけて下さったとのことで、とても嬉しかったです。

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インタビューの内容は、「郷土からのまなざし」ということで、西蒲区福井に住む村の生き字引、斉藤文夫さんに、石川さんの写真を1枚1枚見ていただき、さまざまな解説を加えていただいているというものです。今回の撮影にあたり、石川さんは予め斉藤さんに会いに行かれ、アドバイスをもらったそうで、写真集『潟と里山』は斉藤さん抜きには、完成しなかったといっても過言ではありません。

前置きが長くなりましたが、そんな経緯で、『潟と里山』を室礼でも販売させていただいています。さらに9/5(土)には、KOKAJIYAからすぐ近くの「いわむろや」で、石川さんご本人がいらして、写真集出版記念トーク&サイン会が催されるとのこと(下記詳細あり)。ぜひ直接会いたいという方は、またとないチャンスです!「いわむろや」へお越しください。

●石川直樹『潟と里山』(青土社、2015.7)本体価格:¥4,800 
税込価格:¥5100(室礼では若干の値引きをして販売しております)

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装丁も表紙が4種類の写真から選べたり、造本も凝っていて、また、石川さんが直接印刷会社に出向いて調整をされたという、印刷の完成度も素晴らしいです。見本も置いてありますので、ぜひお手にとって実物をご覧いただきたい作品集です。

●石川直樹『潟と里山』出版記念トーク&サイン会
2015年9月5日(土)13:00~(1時間程度)
入場無料・申し込み不要 定員50名
お問い合わせ先:025-226-2628(水と土の芸術祭2015実行委員会 担当:斎藤)

●石川直樹プロフィール
1977年東京生まれ。東京芸術大学大学院美術研究科博士後期課程修了。 人類学、民俗学などの領域に関心を持ち、辺境から都市まであらゆる場所を旅しながら、作品を発表し続けている。『NEW DIMENSION』(赤々舎)、『POLAR』(リトルモア)により、日本写真協会新人賞、講談社出版文化賞。『CORONA』(青土社)により土門拳賞を受賞。著書に、開高健ノンフィクション賞を受賞した『最後の冒険家』(集英社)ほか多数。最近では、ヒマラヤの8000m峰に焦点をあてた写真集シリーズ『Lhotse』『Qomolangma』『Manaslu』『Makalu』(SLANT)を4冊連続刊行。最新刊に写真集『国東半島』『髪』『潟と里山』(青土社)がある。
HP:http://www.straightree.com/

sainkai

Posted on 2015-08-26 | Posted in お知らせ, イベントNo Comments »

 

9/27(日)土着ワークショップvol.10 藁細工・カマダイづくり 開催!!

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【土着ワークショップvol.10 藁細工・カマダイづくり のご案内】

お待たせしました!半年ぶりとなる土着ワークショップ開催のお知らせです。今回は江南区沢海の北方文化博物館さんにお邪魔して行います。

今年で3年目になる藁細工のカマダイ(鍋敷き)づくり。生活の必要から生まれ、そこにあるもの(余っているもの)を活用して作られていた藁細工。その熟達した技術者も少なくなっている今、講師の山際さんに出会えたことは本当にありがたいことだなと思います。

以前ご参加された方も、今回はバージョンアップをして中級者向けのイグサ細工(縄綯いをやります)も選ぶことができます。ぜひご体験ください!!

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●日時:2015年9月27日(日) 終了いたしました
<午前の部>10:00~11:30
<午後の部>12:30~14:00 

●場所:江南区沢海2-15-25 北方文化博物館
「常盤荘」(ときわそう)
 ※駐車場あり

●講師:黒埼民具保存会会長 山際辰夫さん・ハツさんご夫妻、山際裕子さん

●つくるもの:カマダイ(鍋敷き) 直径15~18cm
a藁細工(初心者向け)、bイグサ細工(縄綯いあり・中級者以上)の2種類からお選びいただきます。
※チラシの表の写真はaの方です。

●参加費:3,500円(材料/講習費、北方博物館見学料込み むすびや百さんのおはぎ付き)

●定員:各回15人

●申し込み・お問い合わせ:TEL 080-4051-1211(ぐみざわ)or メール(info@bricole.jp)まで。「9/27の土着ワークショップ参加」とお伝えください。

※お子様連れの方も参加できます
※定員になり次第、受付終了となります
※当日、北方文化博物館では「呼び覚ます土の記憶~古代ハスと豪農の歴史~」展を開催中です。併せてお楽しみいただけます。
※本ワークショップは、新潟市水と土の芸術祭2015市民プロジェクト:『にいがた稲作ドキュメンタリー&シンポジウム 暮らしの骨格』(主催:ブリコール)の事業です

主催:Bricole(ブリコール)
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以前、室礼にて行った、カマダイづくりの様子はこちら↓
2014.10.19 開催:「土着ワークショップvol.05 カマダイづくり」レポート
2013.10.20開催:「土着ワークショップvol.01 新米ごはん&ワラで鍋敷きづくり」レポート

 

いろり座談会vol.02 6/28(日)開催します

昨年の4月、旧庄屋佐藤家にて行った「いろり座談会」。6月にその第2回を開催します。

いろり座談会2

テーマは「暮らしの骨格」。副題は、にいがた稲作文化シンポジウムです。

佐藤真監督のドキュメンタリー映画『阿賀に生きる』や、西蒲区福井の写真家・斉藤文夫さんが記録した「角海浜」に生きた老人たち。「彼らからいったい何を受け取ったのか」。座談者のみなさんにそう尋ねたのが、第1回のいろり座談会だったと思います。

今回はテーマを決めるにあたり、いつも土着ワークショップでお世話になっている藁細工職人の山際辰夫さん(86歳)の存在がありました。毎年地域の人に売る「注連縄」や「しめ飾り」をつくるために、必要な藁などの材料を半年以上、手間をかけ自分の手で育てている山際さん。

「藁仕事は好きでやっているの」と語る山際さんのその元気の源は何だろう?
そう思った時、いつも土とともにある、山際さんの生活を想いました。そして、山際さんの稲作とその周辺を映像に残したい。そこに何らかのヒントが映るのではないかと考えました。

と同時に、稲作をはじめ、土地に根差し、土地と深く関わって生きるということはどういうことなのか?日本人の暮らしの変遷や社会状況をたどりながら、改めて考えてみたいと思ったのが、今回のシンポジウム企画です。

ゲストは、
民具研究者の五十嵐稔さん
佐藤家の囲炉裏の火焚き爺さん、斉藤文夫さん
藁文化研究者の宮崎清さん
民俗研究家の結城登美雄さん
稲作農家の山上力さん

土地土地を尋ね歩き、そこに暮らす人々の声やものの形、有り様を記録し、あるいは自身も土地と関わって生きている、そんな素敵なみなさんです。

暮らしの中に当たり前に存在している生活様式、文化、習慣、風俗、祭りのようなものの中に、古くからの日本人の営みの形が見え隠れしている。私たちの暮らしを形づくっている、その「暮らしの骨格」とはどんなものだろう。また、それはどう変化しているのだろう。

そういったことも掘り下げながら、「今、何を大切にして生きていきたいのか」をゲストのみなさんと一緒に考えられたらなと思っています。

ぜひ6月28日(日)13時~、旧庄屋佐藤家に集まって、囲炉裏の火を囲んでみませんか?

///(以下、概要)///

いろり座談会vol.02 にいがた稲作文化シンポジウム 「暮らしの骨格」

座談者【敬称略】
五十嵐稔(新潟県民具学会会長)
斉藤文夫(郷土研究家、写真家、佐藤家囲炉裏の火焚き爺さん)
宮崎清(千葉大学名誉教授、アジアデザイン文化学会総会長、『図説 藁の文化』著者)
結城登美雄(民俗研究家、「地元学」提唱者)
山上力(新潟市西蒲区夏井の稲作農家)

聞き手 桾沢厚子(ブリコール)

日時:2015年6月28(日)13:00~16:00
会場:福井旧庄屋佐藤家(新潟市西蒲区福井2908)
参加費:¥500(資料代込)
定員100名 当日先着順(予めのご連絡でお席を確保可能)
問合せ・予約:080-4051-1211(ぐみざわ)、info@bricole.jp
HP:http://bricole.jp/irori/

企画:ブリコール(桾沢和典・桾沢厚子)
協力:NPO法人福井旧庄屋佐藤家保存会、NPO法人いわむろや
ロゴ:荒木康太(ノッポ) 写真:Tango

※にいがた稲作文化ドキュメンタリー&シンポジウム「暮らしの骨格」は、水と土の芸術祭2015 市民プロジェクトの認定事業です。

●チラシ詳細は(こちら)からダウンロードできます。

●「暮らしの骨格」facebookページ
●「暮らしの骨格」twitter: @tw_irori

Posted on 2015-06-10 | Posted in いろり座談会, お知らせ, イベントNo Comments »

 

「にいがたアグリピクニック」活動記録写真展 開催中(~3/22まで)

あたたかくなってきたかと思いきや、吹雪になったりと、まさに三寒四温な日々が続きます。

先週末より室礼では、ささやかな写真展を開催しています。おもに昨年初夏から冬にかけておこなった「にいがたアグリピクニック」(※)を振り返る写真展です。

写真展

「にいがたアグリピクニック」や2013年より行っている「土着ワークショップ」(※※)を通して見えてきたのは、新潟の土、水、風、自然のちから、そしてそこから素材を活かす知恵や手仕事のような技術。さらには人との交わりや生きる楽しみ(文化)を見出してきた人々の長く、深い蓄積や記憶の存在です。

そういったもの一つ一つと丁寧に向き合うことで、今の生活に少しずつ拠り所や、将来的な強み、生きる充足感につながる何かを見出すことができるのではないか。季節が途切れること無く巡ってゆく中で、瞬間瞬間を楽しみながら過ごすための体験や機会を、今後もつくっていきたいと思っています。

3/15(日)までは、岩室温泉では「アートサイト岩室温泉」も開催され、春の気配にムサビ(武蔵野美術大学)の学生たちが一花もふた花も添えてくれて、街も活気づいています。ぜひ温泉街に点在するアートとともに、KOKAJIYAでお食事or喫茶を楽しみつつ、室礼の写真展も眺めにお立ち寄りください。展示は3/22(日)まで。期間中、ワラ細工の講師としていつもお世話になっている黒埼民具保存会の山際辰夫さんご夫妻の民具(ほうきや鍋敷きなど)の販売も行っております。そちらもどうぞご覧ください!

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にいがたアグリピクニック活動記録写真展
2015年3月8日(日)~22(日)
OPEN:11:30 2F喫茶営業時間:14:30~21:00

火曜・第一水曜定休

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「農業大国」と呼ばれるここ新潟であっても、私たちは普段の生活で、「農」に触れることは、なかなかありません。産直所や朝市も身近にはありますが、日々の食材の多くはスーパーで買うのが当たりまえです。しかし、目線を少し変えれば、その美味しい食材が作られている現場は、私たちの街のすぐそこにあります。その生産の現場から、食材のこと、またそれに付随する大切な文化を知る機会が創れるはず。今、失われつつある農作業や保存食づくり、その副産物からできる手仕事(梅仕事、はざ架け米、干し柿、ワラ細工など)に着目し、「イベントに参加することで自分たちが食べている物を作るフィールドに、まずは立ってみる」。そんな体験型農作業イベントの実施を企画しました。「にいがたアグリピクニック」と題したこの活動は、地域の皆さんや生産者の皆さんと協力し、2014年の初夏から冬にかけて行いました。

にいがたアグリピクニック企画/運営:山倉あゆみ(foodrop)、桾沢厚子(ブリコール)
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アグリピクニック写真

<にいがたアグリピクニックの活動記録>

夏井のはざ架け米プロジェクト
2014.5. 田植え、9.29稲刈り&はざ架け、10.10はざ下ろし
夏井の田んぼ、はざ木(西蒲区夏井)
(協力)山上力、阿部朝幸(ベリー農園)、小倉壮平・笛木憲弘(いわむろや)
(特別参加)岩室小学校5年生、BSN放送「ダイばん!」県内4大学の学生レポーター

●[土着ワークショップ] うめしごと01 青梅シロップ&梅味噌
2014.6.16収穫体験、6.18 ワークショップ
KOKAJIYA&室礼
(講師)佐藤千裕、(協力農家)高松利行・ひかり夫妻(ひかり畑)

●[土着ワークショップ] うめしごと02 梅干し&梅酢漬け
2014.7.10前編、8.19後編
前編=いわむろや、後編=三方舎 書斎ギャラリー
(講師)佐藤千裕、(協力農家)高松利行・ひかり夫妻(ひかり畑)

●[番外編] アグリピクニックcafé @新潟三越
2014.9.9〜15
新潟三越1階ライオン側入口

●[土着ワークショップ] はさがけ新米ごはん&ワラ細工・カマダイづくり
2014.10.19 室礼
(講師)黒埼民具保存会 山際辰夫・山際裕子
(協力農家)山上力、阿部朝幸(はさがけ米、稲ワラ提供)

●[土着ワークショップ] 干し柿づくり
2014.11.3前編、12.7後編
前編=いわむろや、KOKAJIYA 後編=室礼
(講師)高塚俊郎(タカツカ農園) (協力)柿ガール、吉岡ちえみ

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<山際ご夫妻の民具販売ラインナップ>

・藁草履、布草履
・イ草鍋敷き
・米俵
・棕櫚の手箒、草ぼうき、キビぼうき

わら草履

「にいがたアグリピクニック」(事業者:foodrop)は、新潟市シティプロモーション認定事業です。

※※「土着ワークショップ」は、地域の生活の技術をゆるやかに継承することと、今後の「土着的行為」に繋がるような種(=基礎技術)をまくことを目的とするワークショップ。2013年10月より、KOKAJIYA2F「室礼」をメインに不定期開催しています。カマダイ(ワラ細工)、梅仕事、干し柿の他、これまでに流し雛(ワラ細工)、煮ざる(竹細工)卵つと(ワラ細工)なども開催。

Posted on 2015-03-12 | Posted in お知らせ, イベントNo Comments »