展覧会

Tango写真展「4718/R」が新潟絵屋にて5/17〜30開催!

室礼のフリーペーパー「ひとひら」の表紙写真でお世話になっている写真家のTangoさん。このたび、私たちブリコールでTangoさんの新作写真展の企画に関わらせていただくことになりました!
下記に詳細をご案内いたします。ぜひこの機会に中央区にある新潟絵屋さんにお運びいただき、Tangoさんの写真をご覧ください。5/19(日)のギャラリートークでは、私桾沢が聞き手となって、Tangoさんに色々とお話を伺ってみたいと思います。また、本展覧会のための特別書き下ろし「インタビュー紙」も作成し、会場にて配布予定です。そちらもどうぞお楽しみに…。

nagisa
「NAGISA」

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Tango写真展「4718/R」

niigata eya exhibition 574

会期:2019年5月17日(金)〜30(木)11:00〜18:00(最終日は17:00まで)
会場:新潟絵屋 新潟市中央区上大川前通10番町1864

Tangoさんが撮るのは一見、ごくごく当たり前の『日常』にある風景です。そこには劇的なものはなく、見慣れたものが写っているはずなのになぜか観るものの印象に深く残り、心の中に留まります。なんの変哲も無い日常の中には、確かにその時にしかない特別なものが含まれていて、作家はそれを見出し鋭敏な感覚で切り取ります。
今回展示を行う作品では、二つの視点が並べられます。誰かと誰かが一緒にいるとき視点は決して重なることはありません。それでも、その時は同じ場所にいてどこかは重なっていたものもある筈――それが何だったかをTangoさん独自の感性で捉えようとする「一緒にいた人」と共有された「時間」と「場所」に取り組んだ写真展となります。(企画者:Bricole 桾沢和典・桾沢厚子)

Tango
1980年生まれ。新潟県在住。シリーズで継続しているZINE「e.o.a」と、グループで発行している「LIGHT」の製作を中心に活動している。

写真展・参加グループ展
2002.6 写真展「となりにいた男の子は僕たちの話を聞いていたのか……な」
2003.5 「61・mui」イラストM.Hとの二人展
2005.11 写真展「消えてしまうものなら、」
2009.3 グループ展「エックス展Vol.1」
2009.5 写真展「I’m standing here」
2013.8 写真展「岩室」
2013.11 写真展「I’m standing here vol.2」
2014.2 tango/miyoco「あした、春がきたら」イラストのmiyocoさんとの二人展
2014.9 KOKAJIYA展にてスライドショー展示
2017.12 Light写真展「LIGHT IS YOURS」 BOOKS f3にて。
2018.5 Light Vol.4発行&写真展「LIGHT IS YOURS 02」医学町ビルにて。
2018.12 「The LIGHT」発売&写真展「LIGHT IS YOURS 03」医学町ビルにて。

Tango HP

 

<関連イベント>
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Tango ギャラリートーク

2019年5月19日(日)18:00〜(1時間程度)
新潟絵屋展示室にて/トーク聞き手・桾沢厚子(ブリコール)/500円/要予約(新潟絵屋へ)

TEL&FAX 025-222-6888 Email info@niigata-eya.jp

Tangoさんの写真製作の活動について、今回の展覧会を軸に掘り下げて伺います。

4718
「4718」

IHOPENOT
「I Hope Not」
 


light展
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Light写真展「LIGHT IS YOURS 04」

日時:2019年5月25日(土)、26日(日)12:00〜19:00
場所:医学町ビル201号室 新潟市中央区医学町通1番町41

新潟在住のTango/Takaaki Mizusawa/カンダアキラの3人がグループで発表している写真展の4回目が本展覧会開催中の2日間のみ開催。Tangoさんは、こちらでは「4718/L」という絵屋での展覧会と対になる関連作品の展示を行います。夜は飲食自由になり、時間の許す限り開けるとのこと。無料写真集「Light 05」の配布も。こちらも必見です!
「Light」instagram

 

Tangoさんインタビュー(2019.3.3)時のオフショットより↓
インタビュー

カメラ

甘海老通信

河川敷

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11/23-26『ENZAの屋根裏縁日』開催!!@北方文化博物館・屋根裏ギャラリー

ENZAでの出会いから生まれた企画展
『ENZAの屋根裏縁日 by Bricole』開催のご案内

 ENZA縁日

「そこにあることを、自分ができることに変えていく」というテーマのもと、一つの場をぐるりと囲んで寄り集まり、ともに経験をしながら、個々の興味を深化させていこうと始まった「ENZA」。私たちブリコールは、ENZAの前身である土着ワークショップ、いろり座談会、KOKAJIYA2F 室礼での活動を通じ、これまで様々な「自らの手から何かを生み出す人達」と出会いました。

このほどブリコールの4年を振り返り、出会ったご縁のある方々の手から生み出された品々を集め、展示販売をさせていただく企画展『ENZAの屋根裏縁日  by Bricole』を開催いたします。ものとものを生み出す人、地域との関係性などに目を向け、「暮らし」のこれからについて思いを巡らす場を目指したいと考えております。

会期中、県内外の作り手による藁・竹細工、焼物、木工、農産物の展示販売に加え、2つのイベント(民映研『うつわ』上映会&トーク、民具の茶話会)、体験ワークショップ(麦わら、竹・藁細工、花活け)を予定しております。紅葉の美しい晩秋のひととき、北方文化博物館の屋根裏ギャラリーへ是非お運びください。

<開催概要>
●日時:2017年11月23(木・祝日)~26日(日)10:00~19:00
●会場:北方文化博物館 屋根裏ギャラリー
(〒950-0205 新潟県新潟市江南区沢海2-15-25)
●入場無料(無料駐車場あり/会場に近い「正面側」駐車場をご利用下さい)
※期間中北方文化博物館では、紅葉のライトアップを19時まで開催中!(入館料大人800円)

●主催:ブリコール
●後援:北方文化博物館
●問い合わせ:info(アットマーク)bricole.jp 080-4051-1211 桾沢(ぐみざわ)

=出品いただく人ともの=
● 山際辰夫さんの藁細工 玉〆め&注連縄飾り、鳥のしめ縄、箒類
● 山際ハツさんのイグサ細工、布草履
● 山上力さんのお米
● 阿部晋哉さん竹細工
● 成田文香さんの竹細工
● 「木工房きの」成田祥二さんの木工製品
● 「タカツカ農園」高塚俊郎さんの米、ジャムなど加工品
● 「越後みそ西」さんの味噌と味噌漬け
● 「伍竹庵」五月女大介さんの竹細工
● 「笑竹堂」三原啓資さん・萌枝さん夫妻の竹細工
● 「日知舎」のおえ草履(見本展示)
● 吉田明さんの焼物
● 入田正幸さんの焼物
● 「工房 るるの小屋」山崎修さんの木工製品
● 小林弘樹さんの雑誌『Life-mag』
● 「ブリコール」の本、古書、フリーペーパーなど

出品イメージ01

出品イメージ02

=========会期中のイベント その1=========(※ゲスト敬称略)
=民映研による記録映像『うつわ』上映会&トーク=
11/23(木・祝)15:00~17:00
●参加費:1,000円(上映会+トーク)
●定員:30名程度 【要予約】

『わたしたちの身のまわりには、長い歴史の流れを受け継ぎながら、今に生きている生活文化がある。日本的なうつわ(食器)もそうである。その源流と展開を日本全域に訪ねた。』
――遠い昔から今日に至る「日本のうつわ」を全国26カ所を訪ねて追った民族文化映像研究所の映像作品『うつわ』を鑑賞した後、古陶・古窯を研究しながら「やきもの」の初源を見つめてきた吉田明氏に長年連れ添った吉田文子さんにお話を伺います。

うつわイメージ
●民族文化映像研究所作品『うつわ -食器の文化-』(1975年、41分)上映会
演出・姫田忠義 撮影・伊藤碩男 製作・小泉修吉 監修・宮本常一 音楽・林光 ナレーション・糸博

1976年日本の基層文化を映像で記録・研究する事を目指して発足し、計119本の映画作品を残した「民族文化映像研究所」。その発足前に撮影され、のちに研究所所長となる姫田忠義氏の師で民俗学者の宮本常一氏と、音楽家の林光氏が製作に関わった記録映画。この作品を契機に、後に「奥会津の木地師」「椿山~焼畑に生きる」という作品が生まれた。映像後半に出てくる解説の声は、宮本常一氏の肉声。また冒頭の与那国島でクバの葉で湯を飲んだり、加曽利貝塚で縄文土器で粟を煮て食べている男性は姫田氏本人。

 

●アフタートーク「吉田明さんのうつわ」
ゲスト:吉田文子(ギャラリーやきもの語り 吉田明作品館)
聞き手:桾沢厚子(ブリコール)

【プロフィール】
吉田明
1948年青梅市生まれの陶芸家。焼物の原点を見つめ朝鮮古陶、古窯を踏査、研究。奥多摩を拠点に三島、粉引、刷毛目、白磁、唐津など多彩な技法と発想で作陶。2005年十日町へ移住し「妻有焼」を興すも2008年惜しくも急逝。

吉田文子
1946年東京生まれ。1991年八王子にギャラリー「陶泉房」を開く。94年青梅へ移り、翌年吉田明と弟子達の作品を扱う「陶房 吉田」と「やきものショップ 陶」を経営。その傍ら居酒屋「すいとん屋」の女将もこなす。2006年十日町へ移住。現在、吉田明という人間や作品の伝え手として活動。

 

=========会期中のイベント その2=========(※ゲスト敬称略)
民具の茶話会イメージ

=民具の茶話会=
11/24 (金)14:00~15:30
ENZAの屋根裏「縁日」記念座談
~新潟の民具について語ろう~
●参加費:800円(お茶菓子代込み)
●定員:20名程度 【要予約】
 

わらや竹の民具を中心に、北方文化博物館にある道具も含めた「新潟の民具」のお話を座談者たちに伺います。

座談者:五十嵐稔(新潟県民具学会会長)、田中茉莉恵(北方文化博物館)
聞き手:桾沢厚子(ブリコール)
※13:00~14:00藁細工職人・山際辰夫さんによる「注連縄(しめなわ)づくり」実演も行います

【座談者プロフィール】
五十嵐稔
1931年三条市生まれ、同市在住。県立三条実業高等学校卒、三条市役所勤務、退職時三条市立図書館長。現在、新潟県民具学会会長、日本民具学会評議員、古々路(ここじ)の会代表。『三条市史』『新津市史』ほか多数の新潟県内の市町村史の調査・執筆を手掛ける。

田中茉莉恵
1982年三条市生まれ、同市在住。新潟大学教育人間科学部芸術環境創造課程でピアノと音楽マネージメントを学ぶ。2007年より北方文化博物館に勤め、現在総務と学芸を兼務。地主伊藤家が遺したものと来館者をつなぐ企画を実施。

=========会期中の体験ワークショップ=========
ENZA の縁日ワークショップ
◆11/24(金)10:30~12:00、15:30~17:00のうち随時
【ストロー細工】わら馬
麦わらを使って、馬のオーナメントをつくります。お守りにしてもかわいいです。
わら馬
【参加費】500円
【案内役】山下真有さん
新潟市東区在住。北欧工芸ヒンメリに出会い、仕事の傍ら自宅にて製作をしている。2017年3月、北欧工芸研究会設立。

◆11/25(土)10:30~12:00、13:30~15:30のうち随時
【竹細工】六つ目編み
竹細工の基本の編み方の一つ、六つ目編みで好みの形のオーナメントをつくります。
六つ目あみ
【参加費】500円
【案内役】成田文香さん
新潟市西蒲区在住。1984 年生まれ。別府の大分県竹工芸訓練センターで竹細工の技術を学び、2013年に家族で新潟市へ。現在、阿部晋哉氏の工房に通いながら作品製作に取り組む。

◆11/26(日)10:00~12:00
【わら細工】カマダイ
カマダイとよばれる鍋敷きをつくります。
かまだい
【参加費】大1,500円 小1,000円
【案内役】桾沢厚子(ブリコール・ENZA世話人)
新潟市東区在住。2013年にカマダイと出会いその造形美に惹かれ、藁細工職人の山際辰夫さんの元へ通うようになる。以後、藁細工に触れてもらうワークショップなどを開催。

◆11/26(日)13:00~14:30
【花活けパフォーマンス+ワークショップ】
客人をもてなす花活けとは? 花と向き合い「見えない心」を花に託す。その方法を独自に深め磨いてきた花人・佐藤るみ子さんにコツを伝授していただきながら、じっくり自分の心と向き合う花活け体験を行います。
※作品はお持ち帰りいただけます
花活け
【参加費】2,500円(うつわ代込み) 【定員】10名【要予約】
【持ち物】花ばさみ又はたちばさみ(持っている方)
【案内役】佐藤るみ子さん
三条市居島「フローリスト・ルミノ」の店主。40年近く花に携わり、芸術や文化への深い造詣に裏打ちされた、儚さと強さが同居する独創的な表現で花生けを追求し続けている。

 

※参加費は材料費込み。
※材料がなくなり次第終了となります。
※【要予約】の回以外は、直接会場へお越しください。
※同時に作業できる人数を超えた場合、お待ちいただくかもしれませんが、その際はご了承ください。

◆ご予約:お問い合わせ先:080-4051-1211  
info(アットマーク)bricole.jp 桾沢(ぐみざわ)まで

チラシ01

チラシ2

 

髙橋ノリユキ写真展 「宵」 7/2~20開催

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宵

「日が沈み、辺りが闇に包まれる少し前。

 明から暗へと変化する、隙間のひととき。

 夕刻の時間の流れと光のグラデーションは

 深く人の心に沁みこんできます。

 砂浜に佇み、浜風に身を任せれば、

 明星が宵の楽しみ方を教えてくれるはずです。」

髙橋ノリユキ写真展 「宵」

2015.7.2(木)~ 7.20(月・祝) 11:30~20:00
KOKAJIYA2F 室礼にて
火曜定休(7・14は休み)
入場無料(小鍛冶屋玄関入ってそのまま2階へどうぞ)

7月2日より、豊栄在住の髙橋ノリユキさんの個展を開催します。

小鍛冶屋から山ひとつ隔てたところにある浜、角田浜の日の沈んだあとのわずかな時間帯「宵」をテーマにした写真展です。

髙橋さんにお会いしたのは3月。角田浜で撮影した写真をここKOKAJIYAの「室礼」で展示したいとのお話をいただきました。夕暮れ時に目にした、年月を経た小鍛冶屋の白い漆喰の壁。髙橋さんはそれを大変気に入って下さり、その壁を背後にした「宵」の写真のイメージが沸いたとのこと。

「宵」というタイトルのついた、自作の写真集を拝見した時、いつも私たちが室礼で過ごす不思議と長く、贅沢に感じる時間のことを想いました。写真には山一つ越えた向こうの角田浜での夕刻のうつろいがそのまま写りこんでいました。

昼はやわらかい光が入り、夕暮れ以降はほの暗い室礼の空間。そこに浮かび上がる「宵」の写真の陰影が部屋の中のものと対話し、また新しい関係性を浮かび上がらせます。

これから暑くなってきますが、少し心をクールダウンして静かな陰影と戯れる、そんな写真と「室礼」の空間でお越しをお待ちしております。

※期間中の7,14日は定休日のためお休みをいただきます。
※作家在廊日は、HPやfacebookページ、twitterでお知らせいたします。
※駐車場は「いわむろや」駐車場(無料)をご利用ください。

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●室礼 facebookページ
●室礼twitter @Tw_Bricole

髙橋ノリユキ プロフィール
1969年新潟(旧豊栄)市生まれ。新潟市北区在住。
95年よりアマチュアとして活動し、近年は身近な被写体を意識し
撮影を続けている。ライフワークは何気ないものに視点を置くこと。
日本風景写真協会会員

Posted on 2015-05-20 | Posted in お知らせ, 展覧会No Comments »

 

9/9~15・新潟三越にて「灯りの食邸 KOKAJIYA展」開催!!

2013年9月5日、「灯りの食邸 KOKAJIYA」とともに「室礼」がオープンしてはや1年。その節目となる9/9~15、新潟三越にて展覧会を開催いたします。

タイトルは「灯りの食邸 KOKAJIYA展 -紡がれてゆくレシピ-」。

わたしたちブリコールが活動を始めるきっかけとなったKOKAJIYAプロジェクト。KOKAJIYAは単なるレストランでなく、岩室温泉はじめ地域との関わりの中で、さまざまな取り組みを行ってきました。そして、KOKAJIYAオープン以前から地域の方々に愛され、多くの催しや集会が行われてきた場所でもあります。

展覧会では、そうしたKOKAJIYAの姿をオープン以前から振り返ってご紹介するとともに、フードワークショップや岩室マルシェ、キッチンカーの出店など盛り沢山な内容となっております。ブリコールも、展示の企画構成・制作に関わらせていただき、ささやかながら関連の企画・販売も行います。

ぜひ新潟三越へ足を運んでいただき、お楽しみいただければ幸いです。以下KOKAJIYA展詳細です。

kokajiya展

「灯りの食邸 KOKAJIYA展-紡がれてゆくレシピ-」
会場:新潟三越 7F催物会場、1Fライオン側入口
会期:2014年9月9日(火)~15(月・祝) 10:00~19:00(最終日は17:00まで)

主催:灯りの食邸KOKAJIYADAIDOCO(熊倉誠之助、山倉あゆみ、佐藤千裕)、株式会社リトモ
企画制作:桾沢和典・桾沢厚子(ブリコール)、小倉壮平(いわむろや)、横田孝優(ザツダン)、荒木康太(ノッポ)、山倉あゆみ(foodrop

・・・・・「室礼」参加・関連企画・・・・・

●「灯りの食邸 KOKAJIYA展-紡がれてゆくレシピ-」|観覧無料
民家であった「小鍛冶屋」が「灯りの食邸KOKAJIYA」となり、現在に至るまでの出来事を展示。関わってきた人々の言葉とスナップ写真、小鍛冶屋に残されていた道具たちを手がかりにひも解いていきます。

●Tango「岩室-12ヶ月-」写真スライド展示
Tango写真展

「室礼」発行のフリーペーパー「ひとひら」の表紙写真を担当している新潟市在住の写真家Tangoさんが、季節をまたいで岩室で撮影した写真をスライドショー形式で展示します。「造形や明暗、物の在り方を楽しんで撮影している」Tangoさんでしか撮れない写真の数々です。
※フードワークショップ(毎日14:00〜30分程度)、トークセッション(9/11、16:00頃〜)開催中は展示は行いませんのでご了承ください。

Tangoプロフィール
1980年新潟県生まれ。中学生の頃より写真を撮り始める。街の風景を好んで撮影し、個展やフリーペーパー配布等の活動や、blogにて日々写真を公開している。最近ではtumblrで、その日に撮った写真を一枚だけアップする「一日一枚」を実行中。HP「はちがつのおわり」

●陶芸家・吉田明 作品展示販売
吉田明やきもの

10代の頃より陶芸に励み、朝鮮古陶・古窯を研究しながら「その場所の土」にこだわり、独自のスタイルで「やきもの」の初源を見つめてきた吉田明さん。大地の芸術祭への参加を機に十日町で陶土、釉石を見出し「妻有焼」を生み出しました。2009年に惜しくも急逝なさった吉田さんの数多い作品から、奥様の御厚意で花生、皿、酒盃などを展示販売します。独特の深さと繊細さを湛えたやきものの肌を、ぜひお手にとってみてください。協力:ギャラリーやきもの語り吉田明作品館

吉田明(よしだあきら)プロフィールはこちら

●ワラ細工職人・山際さんご夫妻の民芸品販売
ワラ

ワラ細工

昨秋より「室礼」で開催の「土着ワークショップ」にて、ワラ細工講師をつとめる、黒埼民具保存会会長の山際辰夫さん。今年も7月末に来年のお正月飾り用の稲を青刈りし、着々と準備を始めているそうです。その作品の中から数点と箒などの実用品、同じく保存会メンバーの奥様作の鍋しき、布草履なども販売します。今年も11月頃には、「しめ縄・玉〆め」の注文販売を予定しています。昨年のものはこちら。今年もよろしくお願いします。

●トークセッション「わすれられると、なくなってしまうもの。」
2014年9月11日(木)17:00~ 2時間程度|観覧無料
ゲスト:曽我部昌史(建築家・神奈川大学教授・みかんぐみ共同主宰)、成瀬正憲(日知舎主宰)
トークメンバー:司会・進行/山倉あゆみ(foodrop)、桾沢厚子(ブリコール)

トークゲスト 
写真左©Toru Kometani

ゲストを迎えてのKOKAJIYA1周年スペシャルトークセッション。神奈川大学教授/みかんぐみ共同主宰、建築家としての設計だけでなく、ワークショップの企画運営や評論の執筆、アートプロジェクトなど、様々な活動を展開され、新潟では2012年に水と土の芸術祭メイン会場の構成を担当した曽我部昌史さんと、山形にて山伏修行の場づくり、精進料理による地域づくり、リトルプレス「アトツギ編集室」の出版活動などを行なう日知舎(ひじりしゃ)主宰の成瀬正憲さんをお迎えし、「わすれられると、なくなってしまうもの。」をテーマにお話を伺います。KOKAJIYAの活動を通して、私たちが今改めて気になる二人をお誘いしました。会場との会話も交えながらのざっくばらんなトークセッションです。

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●フードワークショップ「私たちのにいがたレシピ」|参加費500円
KOKAJIYAのシェフとその仲間たちによる小さなデモンストレーション形式のワークショップを、会期中毎日14:00から30分程度開催します。
内容の詳細はこちら

●KOKAJIYA×いわむろマルシェ
KOKAJIYAのある西蒲区周辺は希少多種の美味しいものが沢山。他の地域ではなかなか手に入らない「いわむろや」の物産品やKOKAJIYA特製パスタソース、スイーツなどを販売します。13~15日の11:00~は、三連休限定で「朝採りいわむろ野菜の青果市」も開催。

●KOKAJIYAアグリピクニックcafe
DAIDOCOキッチンカーが三越入口(ライオン側)をジャック!西蒲区の農産物を使ったピクニック風のカフェを展開します。新米お茶漬けBAR、秋の青果氷、KOKAJIYA coffeeなど。

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KOKAJIYA展へのお問い合わせ:灯りの食邸 KOKAJIYA TEL/FAX 0256-78-8781
もしくは090-4723-9714(DAIDOCO山倉)

室礼関連企画へのお問い合わせ:080-4051-1211(ブリコール・ぐみざわ)

Posted on 2014-09-03 | Posted in お知らせ, イベント, 展覧会2 Comments »

 

華雪 関連書籍を「室礼」にて販売中

11月6日(水)まで開催中の華雪書展「人とひと」に合わせ、
これまで華雪さんの関わられた書籍の一部を販売しています。

一般の本屋さんでは、在庫がなかったり、扱いをしていなっかったりと、
なかなか手に入りにくいものもありますので、ぜひこの機会にお買い求めください。

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左から、
between the books 04 “ATO” KASETSU
1,680円
書家・華雪の作品集。文字をはじめ、宮沢賢治の詩や正岡子規の歌を
大胆に筆を通して描き貫く華雪の書画をホンマタカシが撮影。
500部限定(本人直筆のサインとナンバー付)、16ページ、カラー&白黒。

「木の戦い」/エクリ
詩:タリエシン 英訳:ロバート・グレイブス
訳:井辻朱美 書:華雪
2,625円
6世紀のウェールズで活躍した伝説の吟遊詩人タリエシンの作とされる詩群
「木の戦い」は多くの木々が動き回り、激しい戦いを繰り広げる物語。
壮大でミステリアスな詩行を書家、華雪が彩ります。

●「石の遊び」/平凡社
華雪著
1,260円
篆刻に散文を組み合わせた独自の世界。出会いと記憶と想像から選ばれた文字は、
石に刻まれて「遊印」となり、34の新しい物語が生まれた。第2作品集。
「京都新聞夕刊」連載を再構成。

「書の棲処」 華雪 作品集 /赤々舎
2,415円
華雪にとって初めての書の作品集であると同時に、自分が書いている場所、
そして書の棲処とは何処なのかを問い直した一冊。収蔵の写真は、写真家・
志賀理江子による撮り下ろし。

Posted on 2013-10-29 | Posted in お知らせ, イベント, 展覧会No Comments »

 

11/3(日・祝)華雪ワークショップ&公開制作のご案内

華雪展示sam

いよいよ明日より始まる、華雪書展「人とひと」の開催に合わせ、
11月3日(日・祝)に華雪さんをゲストに
◆参加型ワークショップ/「花」を書く
◆書のライブパフォーマンス/しつらえる
2つのイベントを開催します。

///

参加型ワークショップ/「花」を書く
華雪さんをゲスト講師に、「誰かのための場所をしつらえること」をテーマに
「花」という文字を書きます

日時:11月3日(日・祝)11:30~14:30(お昼休憩あり) 【終了いたしました
場所:「室礼」(KOKAJIYA2F)
定員:10人(小学生以上)
参加費:2,000円(材料費込)
プラス1,000円で「KOKAJIYA特製おにぎりランチBOX」が付きます
※ランチBOXは、参加申込みの際にご希望をお伝えください。

主催:Bricole、新潟絵屋
共催:NPO法人いわむろや

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書のライブパフォーマンス/しつらえる
華雪書展「人とひと」の展示場所名である「室礼」にちなみ、
小鍛冶屋へのしつらいを華雪さんが書で表現します

日時:11月3日(日・祝)16:00~17:30  【終了いたしました
場所:灯りの食邸 KOKAJIYA (1F)
定員:30人 (小学生以上)
参加費:1,000円(1ソフトドリンク込)
主催:Bricole、新潟絵屋
共催:NPO法人いわむろや
協賛:灯りの食邸 KOKAJIYA

※パフォーマンス後、18:00から「灯りの食邸 KOKAJIYA」での
ディナーを希望される方は、ご予約(0256-78-8781)をお願いいたします。

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【お申込み方法】
メール[info@bricole.jp] かTEL 0256-78-8781(KOKAJIYA)まで。
各々「11/3華雪ワークショップ」または「11/3華雪公開制作」
参加申込みと明記ください。
※定員になり次第、受付終了となります。

【お問い合わせ】
メール[info@bricole.jp] かTEL 0256-78-8781(KOKAJIYA)まで。

Posted on 2013-10-22 | Posted in お知らせ, イベント, 展覧会No Comments »

 

華雪書展「人とひと」10/23より開催

「室礼」の看板となるロゴを書いて下さった書家の華雪さんによる展示開催日が決定しました。

(ロゴについてはこちらをご覧下さい)

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華雪書展「人とひと」

「『室礼』とは、ひとを迎える場所を整えることと教わった。
けれど、人が〈ひと〉のために用意できるものなんてあるのかと思った。

人と〈ひと〉、ひらがなの〈ひと〉の後ろにことばを加えてみる。
ひとり、ひとつ、ひととき、ひとしい、ひとびと――
こうして〈ひと〉からあらわれたことばを読んでいると、
ひとは場所を整え、
気持ちのあらわれをかたちにして加えて飾り、
そうして心を尽くしているのかもしれない。
そんなことを思った。」

「室礼」の書をはじめ、人とひとの間をテーマに作品を発表いたします。

期間:10/23(水)〜11/6(水)火曜定休
時間:11:30〜21:00(14:30〜20:30には喫茶もご利用できます)
※10/24(木)のみ14:30からの開館となります。ご了承くださいませ。
場所:「室礼」(KOKAJIYA2F)+「灯りの食邸 KOKAJIYA」  新潟市西蒲区岩室温泉666

入場無料

※11月3日(日・祝)には、華雪さんによるワークショップ「花を書く」、
書のライブパフォーマンス「しつらえる」も開催いたします。

問い合わせ:0256-78-8781(KOKAJIYA)
企画・主催:Bricole(ブリコール)新潟絵屋
共催:NPO法人いわむろや
会場協力:灯りの食邸 KOKAJIYA

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kasetsu 撮影:水谷達朗
華雪プロフィール

1975年京都府生まれ。現在、東京都在住。
五歳の頃から通い始めた書道教室で、漢字が持つ象形文字由来のなりたちと複数の意味に惹かれ、以来、書と篆刻に親しむ。
1992年より個展を中心に活動し、各地でワークショップも行っている。日常の中から見出したテーマを、少字数の漢字で表現する書や、 禅語などを用いた物語性の高い篆刻作品を中心に、文字、言葉、文章、そして書くという身体行為そのものを探る創作を続けている。
またさまざまな土地で、出会ったひとたちとの対話や、そこで触れたもの、ことから生まれた思いを表現する公開制作や展示を行っている。
刊行物には「ATO 跡」(2009年、between the books)、「書の棲処」(2006年、赤々舎)、「石の遊び」(2003年、平凡社)等があり、 作家活動の他に「コレクション 戦争×文学」(集英社)、「石原慎太郎の文学」(文藝春秋)をはじめとした、書籍の題字も手がけている。

「華雪 kasetsu」ホームページ

Posted on 2013-10-15 | Posted in お知らせ, イベント, 展覧会No Comments »

 

展示「小鍛冶屋のものたち」(10/20まで)

kokajiyanomono

9/30より室礼にて、 展示「小鍛冶屋のものたち」が始まりました。

小鍛冶屋の倉庫に眠っていたたくさんのものたち。 主を失ったこれらのものの中から、
“無名でありながら、存在感を発しているものたち”を並べます。

再びみなさまの目に触れることで、 新たな輝きを放ってくれることと思います。
どんな使われ方をしていただろうと想像しながら 眺めてみてください。

展示期間:10/20(日)19:00まで。火曜定休。
企画・展示:Bricole(ブリコール)

Posted on 2013-10-01 | Posted in お知らせ, イベント, 展覧会No Comments »

 

写真展「岩室」(撮影:Tango)、その後。

9月に入っても蒸し暑さの続く頃、KOKAJIYAオープンとともに スタートした
写真展「岩室」(撮影:Tango) は、29日をもって終了しました。

ご覧いただいたみなさま、ありがとうございます。

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8月もおわりに近づいた本当に暑かったあの日、 Tangoさんは初めて電車とバスで岩室を訪れ、
2,3時間ほど歩いて撮影されました。
その時の写真は、ご自身のブログ「はちがつのおわりの」 で公開なさっています。
今回展示できなかった写真もありますので、ぜひ見てみてください。

ふだん日常的に出会った風景を撮り貯め、また「撮る日」を 意識的につくりながら
撮影活動を続けるTangoさん。その撮影する体力と気力、そして「あっ」と
目の前の風景から何かを感じとってシャッターを切るその「感度」といえばよいのでしょうか、
それらには驚かされます。

「室礼」のような古民家での発表も初めてだったようで、 初めてづくしの急な企画にも
十分すぎるくらいに お応えくださいました。ありがとうございます。

そして、これをご縁に今後も継続して、 岩室のまちを撮影してくださることになりました。
室礼の発行するフリーペーパー「シツライ ひとひら」の表紙写真などを飾っていただきます。
次号(vol.1)は10/5発行予定。

時の移ろいとともに、まちの色も移り変わります。
時には、昨日あったものが突如なくなる、あるいは何かが新しく生まれる。
そんな劇的な変化もあるのかもしれません。
今後Tangoさんの目(写真)を通して、岩室というまちは どのような表情をみせてくれるのでしょうか。
観光写真には写りにくい、
“普段着の岩室のまちの変化”を見つづけたいと思います。

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Posted on 2013-09-30 | Posted in お知らせ, イベント, 展覧会No Comments »