お知らせ, イベント, 展覧会

華雪書展「人とひと」10/23より開催

「室礼」の看板となるロゴを書いて下さった書家の華雪さんによる展示開催日が決定しました。

(ロゴについてはこちらをご覧下さい)

///

華雪書展「人とひと」

「『室礼』とは、ひとを迎える場所を整えることと教わった。
けれど、人が〈ひと〉のために用意できるものなんてあるのかと思った。

人と〈ひと〉、ひらがなの〈ひと〉の後ろにことばを加えてみる。
ひとり、ひとつ、ひととき、ひとしい、ひとびと――
こうして〈ひと〉からあらわれたことばを読んでいると、
ひとは場所を整え、
気持ちのあらわれをかたちにして加えて飾り、
そうして心を尽くしているのかもしれない。
そんなことを思った。」

「室礼」の書をはじめ、人とひとの間をテーマに作品を発表いたします。

期間:10/23(水)〜11/6(水)火曜定休
時間:11:30〜21:00(14:30〜20:30には喫茶もご利用できます)
※10/24(木)のみ14:30からの開館となります。ご了承くださいませ。
場所:「室礼」(KOKAJIYA2F)+「灯りの食邸 KOKAJIYA」  新潟市西蒲区岩室温泉666

入場無料

※11月3日(日・祝)には、華雪さんによるワークショップ「花を書く」、
書のライブパフォーマンス「しつらえる」も開催いたします。

問い合わせ:0256-78-8781(KOKAJIYA)
企画・主催:Bricole(ブリコール)新潟絵屋
共催:NPO法人いわむろや
会場協力:灯りの食邸 KOKAJIYA

///
kasetsu 撮影:水谷達朗
華雪プロフィール

1975年京都府生まれ。現在、東京都在住。
五歳の頃から通い始めた書道教室で、漢字が持つ象形文字由来のなりたちと複数の意味に惹かれ、以来、書と篆刻に親しむ。
1992年より個展を中心に活動し、各地でワークショップも行っている。日常の中から見出したテーマを、少字数の漢字で表現する書や、 禅語などを用いた物語性の高い篆刻作品を中心に、文字、言葉、文章、そして書くという身体行為そのものを探る創作を続けている。
またさまざまな土地で、出会ったひとたちとの対話や、そこで触れたもの、ことから生まれた思いを表現する公開制作や展示を行っている。
刊行物には「ATO 跡」(2009年、between the books)、「書の棲処」(2006年、赤々舎)、「石の遊び」(2003年、平凡社)等があり、 作家活動の他に「コレクション 戦争×文学」(集英社)、「石原慎太郎の文学」(文藝春秋)をはじめとした、書籍の題字も手がけている。

「華雪 kasetsu」ホームページ

Posted on 2013-10-15 | Posted in お知らせ, イベント, 展覧会No Comments »