2014-08

土着WSvol.4「うめしごと02 梅干し&梅酢漬け」後編レポート<後半>

「紅生姜」と「ゆかり」づくりの<前半>に続いて、ドキドキの梅干し披露&試食タイムへ。各家庭の異なる環境で干された梅干たちをお皿に並べます。

梅干しならべ

土鍋登場

いろんな梅干しを前にして、みんなお腹が空いてきたところへ土鍋ごはんが登場!

土鍋ごはん

おこげもできていて、部屋中ごはんのいい香り!さて、これからおにぎりづくりです。

笹の葉

今回は盛り付けの勉強もかね、笹の葉を敷いたお皿におにぎりを並べていきます。
新潟のおにぎりといえば、DAIDOCOは、新潟米おにぎりキャンペーン事務局を務めるほど、大得意の料理です。そんなおにぎりマスター・山倉がすかさず、「なぜ、笹の葉を敷いたり、巻いたりするのでしょうか?」と子どもたちに質問します。

しつもん

子どもたちは興味深々で「おいしくなるから?」などと答えていました。正解は「笹の葉には、防腐効果・殺菌効果があるから」だそうです。見た目にもグリーンが添えられるとごはんがより美味しく見えますよね。

ごはんを盛る

こどもも挑戦

子どもも大人もおにぎりづくりに勤しむ中、縁側では「うめしごと」の完成イメージ写真を撮影中。夏の日差しはまだまだ強いですが、少し影もできていて本当に気持ちの良い縁側でした。

撮影会

そして、刻んだ紅生姜入りの混ぜご飯もやってきました。

まぜごはん

ここで、山倉から「おむすびの作り方」のコツを伝授してもらいました。

やまくら伝授

ポイントは、「にぎらない」こと。

おにぎりできた

それ以上はひみつなので、ここではみなさん完成写真を載せます。

おにぎり盛り付け

もみじの葉っぱを載せて立体感を出し、きれいに盛り付けて完成です!

いただきます

みんなが揃ったところで、「いただきます!」。

結集

江南区のひかり畑さんで大事に育てられた藤五郎梅が、いろいろな「うめしごと」のプロセスを経て、今こうしておいしいご飯の一皿に結集していると思うととても幸せで、その気持ちをみなさんと一緒に噛みしめていただきました。

梅あつまる

そして、密かに一番楽しみだった「梅干しの味比べ」。塩が結晶化して表面についているもの、まだ干されずジューシーなままのもの、一番早くに土用干しして、ふっくらが保たれているものなど…。本当に十人十色な梅干しを味わいました。

味比べ

他の家庭の梅干しをこうして少しずつ味比べできるのも、ワークショップならではの楽しみ方。すっかりみなさん家族のような輪ができていました。

記念写真

最後は恒例の記念写真。子どもたちもとってもかわいかった。「うめしごと」これにて終了です。

作り手(生産者)がいて、それを誰か(伝授する人やレシピ)に教わり、それぞれの家で加工して保存して、食べ物を長く大事に生かしていただくこと。そしてそれが「家庭の味」になっていくこと。
当たり前に続いてきた、食べ物にまつわるくらしの知恵や文化にはっとさせられた、貴重な体験でした。意欲ある若い方がこうして参加して下さったことも、とてもうれしかったです。

関係者、参加者のみなさま、本当にありがとうございました。「うめしごと」は来年も続ける予定です。ぜひ、このレポートを見て気になった方がいらしたら、来年の土着ワークショップもチェックしてみてください!

【おまけの一枚】
もみじ

おにぎりのみならず、お姉さんのヘアアレンジも…。子どもたちのセンスに頭が下がりました。

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「土着ワークショップvol.4 うめしごと02 後編」
新潟市シティプロモーション認定事業 『にいがたアグリピクニック』 事業者:foodrop

 

土着WSvol.4「うめしごと02 梅干し&梅酢漬け」後編レポート<前半>

お盆明けの8月19日、土着ワークショップvol.4「うめしごと02 梅干し&梅酢漬け」後編となる「赤紫蘇ゆかり&梅酢漬け」をおこないました。

うめしごと看板

会場は、秋葉区新津本町にある「三方舎」さんの書斎ギャラリー1階をお借りしての初・出張開催。当日は“新津祭り”もあり、町中が熱気に包まれていて、三方舎の今井正人さんも仕事に祭りにとご多忙な中対応して下さり、本当に感謝です。

三方舎会場

三方舎さん1階は、板張りの“縁側”付きのとても素敵な空間。置いてある棚や什器、キリムなどのラグもハイセンスで、会場を汚してしまわないかとドキドキしましたが、無事これまで3回に渡る「うめしごと」の締めくくりがこんな素敵な空間で行えてありがたく、またほっとしております。

ではさっそく、ワークショップの模様をレポートしていきます。
まずは、完成した梅干しとごはん、ゆかりふりかけに紅生姜漬けをご覧ください。

完成イメージ

この色合いを見ただけで、きっとお腹がすいてくることと思います。今回は、前回参加者のみなさんが各家庭で土用干しした「梅干し」を持参し、味比べを行うとともに、残った赤梅酢で「紅生姜」づくり、さらに梅干しとともに干した赤紫蘇で「ゆかりふりかけ」を作りました。

最初に「紅生姜」から。生姜は高知県の新生姜を使いました。

材料

生姜は下処理として、良く洗い、黒ずんだ部分や皮が厚くなった部分などを取り除きます。
しょうが下処理

小分けのしょうが

今回、小さなお子さまが多く参加したこともあり、輪切りではなく、小房に切った状態のままで漬け込むことにしました。

しょうがのせつめい

せつめい

嬉しいことに初参加の方もいらして、講師のダイドコパティシエ佐藤から、赤梅酢と白梅酢の違いなど、これまでの「うめしごと」のお話の後、作業に取りかかりました。

消毒

保存瓶の消毒からスタートです。アルコールスプレーがなくても、35度以上の焼酎でもよいそうです。

瓶詰め

7分目ほどに新生姜を入れたら、赤梅酢をひたひたになるまで投入。

梅酢投入

ひたひた

生姜が浮いてくるかもしれませんが、蓋を閉めて時々振るようにすれば大丈夫。

色のちがい

みなさんが持参した赤梅酢、よく見ると色に違いが…。紫蘇の量や塩分濃度、保管場所など、いろいろな違いが関わってくるのでしょうか。面白い発見でした。

梅酢のちがい

これは前もって佐藤の方で漬け込んでおいた2種類の見本。濃い方が「赤梅酢漬けの生姜」、薄い方は「白梅酢漬けの生姜」です。白梅酢も漬物やドレッシング、おにぎりへの風味付けなど、さまざまな利用ができるそうで、これもその一つ。色がほのかにピンク色というのが驚きです。

今回は赤梅酢に生姜のみを入れましたが、この梅酢を使ってミョウガやピクルスなども浸けられるので、まだまだ利用の幅が広がります。奥深いですね。

できた梅酢漬けは、塩分濃度や入れる物の水分によって日持ちが変わってきますが、冷蔵庫で保存して1ヶ月程度で食べ切りましょう。そのままお酒のおつまみに、お好み焼き、煮魚に添えて…などこれも使い方色々。のちほど、事前に作っておいた紅生姜を細かく刻み、混ぜごはんにしていただきます!

休憩

すっかり顔見知りになったみなさん、しばしの休憩時間。
続いて、作業は「ゆかりふりかけ」づくりに入ります。

持参した赤紫蘇

各自持ち寄った、土用干しした赤紫蘇。すでに塩が吹いているもの、赤の発色がきれいなもの、葉を広げて干したものなど、個性ある赤紫蘇が集いました。

ゆかりふりかけは、これをよく乾燥させて(湿っている場合は、電子レンジで乾燥させてOK)電動ミルやすり鉢で細かくしていきます。

すり鉢

高桑さん親子は、お子様が「やってみたい!」とすり鉢を選択。手ずりは時間はかかりますが、粗めのふりかけで食感も出てきます。最後の方は子どもたちだけで協力して、よく頑張っていました。

ミルを使用

ブレンダ―を使ったミルでもOKブレンダ―

ミル

電動ミルを使用すると、よりはやく、より細かくなります。

ゆかりかんせい

これでゆかりのできあがり。本当に簡単でした。
お好みでアミエビ、煎りゴマなどを加えると、また違ったふりかけになり美味です。

ふりかけ完成

レポートは、<後半>へ続きます。

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「土着ワークショップvol.04 うめしごと02 後編」
新潟市フードプロモーション認定事業 『にいがたアグリピクニック』 事業者:foodrop

 

土着ワークショップvol.4「うめしごと02 梅干し&梅酢漬け」後編 開催

うめしごと02後編
お盆ですね。新潟はここ数日涼しく、なんだかあっという間に秋が来てしまいそうな予感です。

さて、お待たせいたしました。土着ワークショップvol.4「うめしごと02」後編の開催日が
8月19日(火)に決まりました。

今回は、秋葉区新津本町の「三方舎」さんのご協力により、会場を三方舎の素敵な書斎ギャラリー内に移して行うことになりました。岩室から離れての初の出張ワークショップ、前編参加者のみなさんはもちろん、2、3名でしたら初参加の方も材料がございますので、奮ってご参加ください。

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土着ワークショップvol.4『うめしごと02―梅干し&梅酢漬け』(後編)
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日時:2014年8月19日(火)13:30~15:30

会場:「三方舎」(新潟市秋葉区新津本町3-4-22)
駐車場は「三方舎」駐車場をご利用ください。

参加費:2500円(講習費、生姜・おにぎり材料費、当日お支払い)
※お子様参加の場合は300円(おにぎり代) 申込み時にお知らせください。

内容:
ダイドコパティシエ・佐藤千裕を講師に①~③をおこないます。

①梅と一緒に天日乾燥させた紫蘇漬けで“ゆかりふりかけ”づくり
②残った赤梅酢で“紅ショウガ漬け”づくり
③自家製(!)梅干しの食べ比べ&おにぎりづくり

「うめしごと02」前編で持ち帰り、各家庭で土用干しした“自慢の梅干し”をお持ちいただき、炊きたてご飯と一緒に食べ比べをしてみましょう! 刻み紅生姜入りご飯の紫蘇巻おにぎりも作ります。

持ち物:エプロン、ハンドタオル、赤梅酢、よく乾燥させた赤紫蘇、梅干3個、持ち帰り用手提げ袋
※梅を引き上げた後に残った赤梅酢をタッパーなどに移したもの、パリパリになる位までよく乾かした紫蘇、干し上がって大切に寝かせている梅を試食用に3個お持ち下さい。
※初参加の方は、材料をこちらでご用意します。(別途、実費500円をいただきます)

申込み方法:TEL 0256-78-8781(KOKAJIYA)/080-3514-6907(ダイドコ佐藤)まで。
「8/19の土着ワークショップ参加申込み」とお伝えください。【申し込み〆切:8月17日(日)】

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「うめしごと01」で仕込んだ梅味噌の使い方や、みなさんの家庭のおいしい梅レシピなどの情報交換をするのもいいですね。夏休み中のお子様もこの機会にぜひ、ご参加下さい。心よりお待ちしております。

完成梅干し

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「土着ワークショップvol.4 うめしごと02 後編」は
新潟市フードプロモーション認定事業 『にいがたアグリピクニック』(事業者:foodrop)となります。
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