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土着WSvol.4「うめしごと02 梅干し&梅酢漬け」後編レポート<後半>

「紅生姜」と「ゆかり」づくりの<前半>に続いて、ドキドキの梅干し披露&試食タイムへ。各家庭の異なる環境で干された梅干たちをお皿に並べます。

梅干しならべ

土鍋登場

いろんな梅干しを前にして、みんなお腹が空いてきたところへ土鍋ごはんが登場!

土鍋ごはん

おこげもできていて、部屋中ごはんのいい香り!さて、これからおにぎりづくりです。

笹の葉

今回は盛り付けの勉強もかね、笹の葉を敷いたお皿におにぎりを並べていきます。
新潟のおにぎりといえば、DAIDOCOは、新潟米おにぎりキャンペーン事務局を務めるほど、大得意の料理です。そんなおにぎりマスター・山倉がすかさず、「なぜ、笹の葉を敷いたり、巻いたりするのでしょうか?」と子どもたちに質問します。

しつもん

子どもたちは興味深々で「おいしくなるから?」などと答えていました。正解は「笹の葉には、防腐効果・殺菌効果があるから」だそうです。見た目にもグリーンが添えられるとごはんがより美味しく見えますよね。

ごはんを盛る

こどもも挑戦

子どもも大人もおにぎりづくりに勤しむ中、縁側では「うめしごと」の完成イメージ写真を撮影中。夏の日差しはまだまだ強いですが、少し影もできていて本当に気持ちの良い縁側でした。

撮影会

そして、刻んだ紅生姜入りの混ぜご飯もやってきました。

まぜごはん

ここで、山倉から「おむすびの作り方」のコツを伝授してもらいました。

やまくら伝授

ポイントは、「にぎらない」こと。

おにぎりできた

それ以上はひみつなので、ここではみなさん完成写真を載せます。

おにぎり盛り付け

もみじの葉っぱを載せて立体感を出し、きれいに盛り付けて完成です!

いただきます

みんなが揃ったところで、「いただきます!」。

結集

江南区のひかり畑さんで大事に育てられた藤五郎梅が、いろいろな「うめしごと」のプロセスを経て、今こうしておいしいご飯の一皿に結集していると思うととても幸せで、その気持ちをみなさんと一緒に噛みしめていただきました。

梅あつまる

そして、密かに一番楽しみだった「梅干しの味比べ」。塩が結晶化して表面についているもの、まだ干されずジューシーなままのもの、一番早くに土用干しして、ふっくらが保たれているものなど…。本当に十人十色な梅干しを味わいました。

味比べ

他の家庭の梅干しをこうして少しずつ味比べできるのも、ワークショップならではの楽しみ方。すっかりみなさん家族のような輪ができていました。

記念写真

最後は恒例の記念写真。子どもたちもとってもかわいかった。「うめしごと」これにて終了です。

作り手(生産者)がいて、それを誰か(伝授する人やレシピ)に教わり、それぞれの家で加工して保存して、食べ物を長く大事に生かしていただくこと。そしてそれが「家庭の味」になっていくこと。
当たり前に続いてきた、食べ物にまつわるくらしの知恵や文化にはっとさせられた、貴重な体験でした。意欲ある若い方がこうして参加して下さったことも、とてもうれしかったです。

関係者、参加者のみなさま、本当にありがとうございました。「うめしごと」は来年も続ける予定です。ぜひ、このレポートを見て気になった方がいらしたら、来年の土着ワークショップもチェックしてみてください!

【おまけの一枚】
もみじ

おにぎりのみならず、お姉さんのヘアアレンジも…。子どもたちのセンスに頭が下がりました。

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「土着ワークショップvol.4 うめしごと02 後編」
新潟市シティプロモーション認定事業 『にいがたアグリピクニック』 事業者:foodrop