2015-05
髙橋ノリユキ写真展 「宵」 7/2~20開催
「日が沈み、辺りが闇に包まれる少し前。
明から暗へと変化する、隙間のひととき。
夕刻の時間の流れと光のグラデーションは
深く人の心に沁みこんできます。
砂浜に佇み、浜風に身を任せれば、
明星が宵の楽しみ方を教えてくれるはずです。」
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髙橋ノリユキ写真展 「宵」
2015.7.2(木)~ 7.20(月・祝) 11:30~20:00
KOKAJIYA2F 室礼にて
火曜定休(7・14は休み)
入場無料(小鍛冶屋玄関入ってそのまま2階へどうぞ)
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7月2日より、豊栄在住の髙橋ノリユキさんの個展を開催します。
小鍛冶屋から山ひとつ隔てたところにある浜、角田浜の日の沈んだあとのわずかな時間帯「宵」をテーマにした写真展です。
髙橋さんにお会いしたのは3月。角田浜で撮影した写真をここKOKAJIYAの「室礼」で展示したいとのお話をいただきました。夕暮れ時に目にした、年月を経た小鍛冶屋の白い漆喰の壁。髙橋さんはそれを大変気に入って下さり、その壁を背後にした「宵」の写真のイメージが沸いたとのこと。
「宵」というタイトルのついた、自作の写真集を拝見した時、いつも私たちが室礼で過ごす不思議と長く、贅沢に感じる時間のことを想いました。写真には山一つ越えた向こうの角田浜での夕刻のうつろいがそのまま写りこんでいました。
昼はやわらかい光が入り、夕暮れ以降はほの暗い室礼の空間。そこに浮かび上がる「宵」の写真の陰影が部屋の中のものと対話し、また新しい関係性を浮かび上がらせます。
これから暑くなってきますが、少し心をクールダウンして静かな陰影と戯れる、そんな写真と「室礼」の空間でお越しをお待ちしております。
※期間中の7,14日は定休日のためお休みをいただきます。
※作家在廊日は、HPやfacebookページ、twitterでお知らせいたします。
※駐車場は「いわむろや」駐車場(無料)をご利用ください。
●室礼 facebookページ
●室礼twitter @Tw_Bricole
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髙橋ノリユキ プロフィール
1969年新潟(旧豊栄)市生まれ。新潟市北区在住。
95年よりアマチュアとして活動し、近年は身近な被写体を意識し
撮影を続けている。ライフワークは何気ないものに視点を置くこと。
日本風景写真協会会員