イベント

12/7(日)土着ワークショップvol.7 竹細工・煮ざるづくり 参加募集

DWS07

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土着ワークショップvol.07 竹細工・煮ざるづくり

日時:2014年12月7日(日)13:30~16:00(終了予定)

場所:西蒲区岩室温泉666 KOKAJIYA2F「室礼」
※駐車場は「いわむろや」(西蒲区岩室温泉96-1)駐車場をご利用ください

講師:竹細工職人 阿部晋哉さん

参加費:4,000円(材料/講習費込 クリスマスのスイーツ&お茶付き、当日支払い)

定員:10人

申込み方法:TEL 0256-78-8781(KOKAJIYA)/080-4051-1211(ぐみざわ)まで。
「12/7の土着ワークショップ参加申込み」とお伝えください。

※お子様連れの方もお気軽にご相談ください
※定員になり次第、受付終了となります

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2014年最後となる土着ワークショップは、竹細工の「煮ざる」づくり。初開催です!

煮ざる全体

夏ごろ、涼しげな「かごの本」を眺めていて「美しい形だな」と目にとまった、細くしなやかな竹で六角形に編まれた壁飾りのようなもの。よく見てみたら、煮魚やお餅を煮る際に、煮崩れを防ぐために使う「煮ざる」という実用品だったとわかりました。その後、合羽橋道具街に見に行ってみたところ、プロ仕様(フカヒレなどを煮る)の大型の煮ざるはあっても、家庭用のコンパクトな煮ざるは見つからず、実用品としては、あまり出回っていないことを知りました。

そこで、新潟で竹細工をやられる方を探したところ、竹製品生産で有名な大分の別府で修行をなさり、現在、西蒲区和納で竹職人をやられる阿部晋哉さんと出会い、今回のワークショップが実現することに!

阿部さん

阿部さんは、和服などに似合う網代(あじろ)編みの竹バッグや盛器、茶道具等を一から全てお一人で製作され、とても繊細で丁寧なお仕事をなさっています。ひとつひとつ緻密に編まれるその技は、別府で竹工芸の職業訓練校時代に培ったものといいます。

網代編バッグ

かご

材料の竹は阿部さんが普段使われている、別府の真竹(まだけ)を使用します。

真竹

新潟にも佐渡をはじめ、竹はたくさんあり、岩室近辺の間伐材を利用したいと考えていましたが、まずは初回ということで、阿部さんのアドバイスもあり大分産のものを使うことにいたしました。竹ひごは、阿部さんに予め加工いただき、用意します(この事前の加工がものすごい手間!)。

竹ひご

編み方は竹細工をやられる方にとっては初歩の編み方だという「六つ目編み」。その基本の編み方を学びつつ、機能的で、見た目にも美しい「煮ざる」をつくります。

完成した煮ざるは、煮ざるとしてだけでなく、壁飾りやお菓子などを入れるトレーなどにも活用できそう。ぜひご家庭に一つ、竹細工の、冬はあたたかで夏は涼やかな「煮ざる」をご自身で拵えて、くらしのシーンに取り込んでみませんか?

煮ざるアップ

阿部晋哉さん プロフィール

1982年 日本一竹製品産地の大分県、別府高等職業訓練校入校(竹工芸科)
修了後、県別府産業工芸試験所研修生(1年間)
その後、網代編の名工・市原華雲斎氏に師事。
2001年、大分から故郷の新潟へ転居。新潟県クラフトマンクラブに加入。

●大正生まれの師匠・市原華雲斎氏は、分厚い経験と技術、凄みさえ感じられる腕の冴え、まさに仰ぎ見るような存在だったといいます。そんな師特有の網代編(あじろあみ)の技術、職人としての心構えなど実に多くを教わり、四半世紀経った今なお、その経験はご自身の仕事の土台となっているそうです。
●竹製品の問屋、工芸品のお店への卸しがメインですが、個人のお客様からの依頼も出来る限りお受けしているとのこと。

※阿部さんへのインタビュー記事はこちら

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そして、前回おこなった「干し柿づくり」には、後編がございます。
その日程が決まりました。

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土着ワークショップvol.06 干し柿づくり<後編> 

干し柿後編

日時:2014年12月7日(日)10:00~12:00

(ご都合のつく時間帯にいらしてください。出入り自由)

場所:西蒲区岩室温泉666 KOKAJIYA2F「室礼」
※駐車場は「いわむろや」(西蒲区岩室温泉96-1)駐車場をご利用ください

参加費:前回参加の方は無料。初参加は2000円(材料・講習費込み、当日支払い)

持ち物:エプロン、ハンドタオル

11/3の<前編>でおこなった干し柿を、干し場から下ろし、より粉を吹かせるための「もみ作業」を行います。同日午後、13:30から「煮ざる」づくりを行う関係で、午前中のみとさせていただきます。当日ご都合がつかない方は、「干し柿」完成後、KOKAJIYAにてお渡しいたします。お渡し日は、後日電話にてご連絡させていただきますので、よろしくお願いいたします。

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「土着ワークショップvol.06 干し柿づくり」は、新潟市フードプロモーション認定事業
『にいがたアグリピクニック』(事業者名:foodrop)のプログラムです。
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土着ワークショップvol.5「カマダイづくり」レポート

秋晴れの日曜日、室礼にて土着ワークショップの5回目となる「カマダイづくり」を開催しました。

カマダイ完成

「カマダイ」とはワラ細工でつくる、釜を乗せる台のこと。釜の底が机や床につかないよう、ドーナツのように分厚くなっている鍋敷きです。昨年の10月、土着ワークショップの第1回目にやったこのカマダイづくり。もともと、小鍛冶屋の倉庫から出てきたカマダイがとても素敵だったので、自分たちの手でつくってみたいという思いで始めたのがきっかけでした。

山際さん

講師には、いつもお世話になっている黒埼民具保存会・会長の山際辰夫さんとインストラクターの山際裕子さんにお越し頂きました。

裕子さん

まずは、藁細工のもと、夏井で今年田植えから関わり、はさがけした稲の新米を、これから始める手しごとの“まかない”ランチとして、いただきました。

まかないランチ

今回のメニューはこちら↓

●KOKAJIYA特製/秋の新米茶漬け【八海山サーモンの燻製といくら醤油漬け、カラスミの出汁茶漬け】
●風呂吹き大根と柚子味噌
●蒸し茄子のお浸し
●いちじくのアールグレイコンポート

ランチメイン

デザート

ランチ風景

秋の味覚を存分に味わった後は、さっそく作業開始です。材料の稲ワラは、今回、芯の部分にはさがけして得られた稲ワラを、表面には山際さんお手製の青刈りした稲ワラを使いました。

稲ワラ

今年86歳になる山際さん。会社を引退後、藁細工を始められ、20数年のキャリアをお持ちの職人さんです。農作業の傍ら、藁細工をやられているので「おかげでボケない(笑)」と。「室礼」では、土着ワークショップの講師をしていただいたり、手作りの箒やお正月飾りなども販売させていただいています。

「稲は無駄な部分が全くない。」そう山際さんがおっしゃる通り、今回も無駄なく稲ワラを使います。まずは芯となる円をつくり、麻ひもで巻いて固定します。

芯づくり

芯づくり2

稲ワラは何となくそれ自体も炊きたてのお米のような、いい香りがします。初めて藁細工に挑戦という方も思わず鼻を近づけていました(笑)

藁の匂い

パスタ

わらすぐり

続いて芯に巻き付けていくためのワラをすぐって(短い、細い藁などを取り除く)、均一な長さに揃えます。円の大きさにもよりますが、だいたい二つ分はとれます。残った藁のくずは、山際さんが肥料などに利用されます。

ワラ束

材料が揃ったら、巻き付けを開始。この作業は最初が肝心です。最初の編み方さえマスターしてしまえば、あとは簡単な繰り返しです。

最初が肝心

みなさん、山際さんに確認しながら、慎重にスタート。

手元アップ

もう一度確認

すいすい

要領を得てしまえば、早い方はすいすい進められます。普段使わない腕の筋肉を使いつつ、集中してみなさん作業を続けます。

時折、おしゃべりしながら、みなさん円になって、まるでこの円そのものが、カマダイみたい。

円

夏井での田植えから関わったスタッフのダイドコ山倉も、嬉しそうに作業に加わります。今回が二回目ということもあり、さすがに早いです。

二回目

最後に藁束を止める縄は、畳の材料になる「イ草」を綯(な)った縄を使います。イ草は繊維が長く均一で、藁と違って細かく綯いやすいそうで、その場でも山際さんが綯って下さいました。

い草縄

縄綯い

縄がクロスしてできていくときに立てるズリズリっと鳴る音。そこにも熟練の技が表れていました。

仕上げ

最後の仕上げは力も要るので、山際さんにお願いしました。

トップバッター

トップバッターのこの笑顔!初めてとは思えない器用さと正確さで、作業を進めていらっしゃいました。

えがお

自ら田植えした稲ワラでつくる「カマダイ」に思い入れと感動がひとしおの山倉もこの笑顔。みんなで談笑しながらの作業も楽しいひとときです。

談笑

予定時間より早く終わったこともあり、2個目の製作に取りかかる方も!すばらしいです。

縄綯い指南

また、「縄綯いもしてみないか」と山際さんからご提案いただき、今度はイ草の「縄綯い」指南もスタートしました。

手つき

こちらも初めてとは思えない手つき…。縄綯いも少し板に付いてきた頃、記念に参加者のみなさんと完成したカマダイとともに集合写真!

集合写真

藁細工は、やってみると本当に楽しいものです。普段何気なく食べているお米には、必ず藁が一緒に得られます。でも、機械化された今の農業では、稲ワラは一度忘れられた存在とも言えるかもしれません。藁細工は手間がかかりますが、捨てないで活かすこと。そして、身近に使うこと。当たり前であって、でも大切なことに気づかせてくれる作業だなと思います。

少しずつ、こうして稲ワラに触る、使ってものをつくる、藁細工という技術の継承、人との出会い…藁をめぐるいろいろなものやことや人がつながりを持つこと。それがこのワークショップの醍醐味でもあります。ぜひ、また来年も続けたいと思っています。

参加者のみなさん、山際さん、裕子さん、スタッフのみんな、そして、藁を提供くださった夏井の山上さん、阿部さん、他はさがけプロジェクトメンバーのみなさん、本当にありがとうございました。今回参加できなかった方も、ぜひ来年一緒にやってみませんか?

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「土着ワークショップvol.05 藁細工・カマダイづくり」は、新潟市シティプロモーション認定事業
『にいがたアグリピクニック』(事業者名:foodrop)のプログラムです。

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11/3(月・祝)土着ワークショップvol.6 干し柿づくり 開催

DWS6干し柿

「うめしごと」に引き続き、今年はいよいよ秋の手仕事「干し柿づくり」を本格スタート。
昨年は、KOKAJIYAの軒下に実験的に干してみましたが、今年は柿の数を増やし、「いわむろや」の縁側もお借りしての「干し柿づくり」を行います。

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土着ワークショップvol.6 干し柿づくり

<干し柿づくり工程>
1回目:皮むき&干し作業(11/3「いわむろや」で開催)
2回目:干し柿回収&揉み作業(約3,4週間後 「いわむろや」で開催)
   その後、持ち帰り 又は 乾燥後「いわむろや」にて受け取り

日時:2014年11月3日(月・祝)11:00~12:30頃

定員:15人

場所:西蒲区岩室温泉96-1 「いわむろや」 伝統文化伝承館・縁側前
※駐車場は「いわむろや」駐車場をご利用ください。

講師:タカツカ農園 高塚俊郎さん

1回目参加費:3,000円(柿の葉茶と新米お茶漬けの“まかない”付き、後日干し柿12個持ち帰り、当日支払い)
※1回目参加の方は2回目は無料となります。
※1回目、2回目のみの参加も可能です。

持ち物:エプロン、ハンドタオル、使い慣れた庖丁、(屋外での作業もあるため)あたたかい服装

定員:15人

申込み方法:TEL 0256-78-8781(KOKAJIYA)/080-4051-1211(グミザワ)まで。
「11/3の土着ワークショップ参加申込み」とお伝えください。
※定員になり次第、受付終了となります。

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柿は、岩室のお隣り、県内で第2位の産地である角田山の麓の柿団地(西蒲区巻地区)の渋柿を使います。

干し柿づくりを教えてくださるのは、新津でお米、柿、新潟の果物を使ったジャムづくりなどご家族で精力的な農業をなさっている「タカツカ農園」の高塚俊郎さん。

高塚さんは、6年の東京でのサラリーマン生活を経てUターン。地域にある豊かな資源を活用して、それを生かすような減農薬による農産物(農産加工品)づくりに日々取り組んでいらっしゃいます。次世代を担う子どもたちに楽しい「食の記憶」を提供したいと、作物を作るのみならず、学校に出張授業をされたり、異業種の人との連携も積極的に行ったりと、さまざまに活動の幅を広げていらっしゃいます。タカツカ農園の「はっちん柿、ごまはっちん柿」は、毎年すぐに売り切れてしまうほどの看板商品。

そんな「柿」のプロでいらっしゃる高塚さんが教えてくださる干し柿づくり、ぜひご一緒にやってみませんか?

まかないは、「季節のKOKAJIYAまかない茶漬け」といわむろやの定番商品から柿の葉茶をセレクト。11/3、いわむろやでは「うんめもん祭り」も開催され、とても賑やかで楽しいワークショップになりそうです。お誘い合わせのうえ、ご参加お待ちしております!

昨年の様子↓

干し柿2013_1

干し柿2013_2

干し柿2013_3

干し柿2013_4

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「土着ワークショップvol.6 干し柿づくり」は、新潟市シティプロモーション認定事業
『にいがたアグリピクニック』(事業者:foodrop)のプログラムです。
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10/19(日)「土着ワークショップvol.5 ワラ細工・カマダイづくり」開催

カマダイ

昨年のちょうど同じ頃、初めて「室礼」で開催した土着ワークショップが、「カマダイ」づくりでした。

お釜で炊いた、夏井の新米“はさがけ”ごはんを季節のおかずとともにいただいてお腹を満たしたところで、はさがけで得られた稲藁でワラ細工の「カマダイ=鍋敷き」づくり。そして持ち帰って家で使う。

米どころ・新潟だからこそできる、土着体験をぎゅっと詰め込んだワークショップです。昨年の参加者のみなさんにも大変好評でした。ご参加、お待ちしております!

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土着ワークショップvol.5 藁細工・カマダイづくり

日時:2014年10月19日(日)12:30~15:30(終了予定)

場所:西蒲区岩室温泉666 KOKAJIYA2F「室礼」
※駐車場は「いわむろや」駐車場(西蒲区岩室温泉96-1)をご利用ください

講師:黒埼民具保存会会長 山際辰夫さん

参加費:3,000円(材料/講習費込 KOKAJIYAのまかない付き、当日支払い)

定員:10人

申込み方法:TEL 0256-78-8781(KOKAJIYA)/080-4051-1211(ぐみざわ)まで。
「10/19の土着ワークショップ参加申込み」とお伝えください。

※お子様連れの方もお気軽にご相談ください
※定員になり次第、受付終了となります

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昨年のワークショップの様子より↓ (昨年のレポートはこちら。
カマダイ作成中2

カマダイ作成中1

新米ごはん

ごはんのおかず

9/28に西蒲区夏井の農家さんのご協力で行われた「稲刈り&はさがけ」の作業の様子↓
ここではさがけした稲のお米と稲ワラを使います。
はさがけ

夏井のはさがけ

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「土着ワークショップvol.5 藁細工・カマダイづくり」は、新潟市シティプロモーション認定事業
『にいがたアグリピクニック』(事業者名:foodrop)のプログラムです。

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9/9~15・新潟三越にて「灯りの食邸 KOKAJIYA展」開催!!

2013年9月5日、「灯りの食邸 KOKAJIYA」とともに「室礼」がオープンしてはや1年。その節目となる9/9~15、新潟三越にて展覧会を開催いたします。

タイトルは「灯りの食邸 KOKAJIYA展 -紡がれてゆくレシピ-」。

わたしたちブリコールが活動を始めるきっかけとなったKOKAJIYAプロジェクト。KOKAJIYAは単なるレストランでなく、岩室温泉はじめ地域との関わりの中で、さまざまな取り組みを行ってきました。そして、KOKAJIYAオープン以前から地域の方々に愛され、多くの催しや集会が行われてきた場所でもあります。

展覧会では、そうしたKOKAJIYAの姿をオープン以前から振り返ってご紹介するとともに、フードワークショップや岩室マルシェ、キッチンカーの出店など盛り沢山な内容となっております。ブリコールも、展示の企画構成・制作に関わらせていただき、ささやかながら関連の企画・販売も行います。

ぜひ新潟三越へ足を運んでいただき、お楽しみいただければ幸いです。以下KOKAJIYA展詳細です。

kokajiya展

「灯りの食邸 KOKAJIYA展-紡がれてゆくレシピ-」
会場:新潟三越 7F催物会場、1Fライオン側入口
会期:2014年9月9日(火)~15(月・祝) 10:00~19:00(最終日は17:00まで)

主催:灯りの食邸KOKAJIYADAIDOCO(熊倉誠之助、山倉あゆみ、佐藤千裕)、株式会社リトモ
企画制作:桾沢和典・桾沢厚子(ブリコール)、小倉壮平(いわむろや)、横田孝優(ザツダン)、荒木康太(ノッポ)、山倉あゆみ(foodrop

・・・・・「室礼」参加・関連企画・・・・・

●「灯りの食邸 KOKAJIYA展-紡がれてゆくレシピ-」|観覧無料
民家であった「小鍛冶屋」が「灯りの食邸KOKAJIYA」となり、現在に至るまでの出来事を展示。関わってきた人々の言葉とスナップ写真、小鍛冶屋に残されていた道具たちを手がかりにひも解いていきます。

●Tango「岩室-12ヶ月-」写真スライド展示
Tango写真展

「室礼」発行のフリーペーパー「ひとひら」の表紙写真を担当している新潟市在住の写真家Tangoさんが、季節をまたいで岩室で撮影した写真をスライドショー形式で展示します。「造形や明暗、物の在り方を楽しんで撮影している」Tangoさんでしか撮れない写真の数々です。
※フードワークショップ(毎日14:00〜30分程度)、トークセッション(9/11、16:00頃〜)開催中は展示は行いませんのでご了承ください。

Tangoプロフィール
1980年新潟県生まれ。中学生の頃より写真を撮り始める。街の風景を好んで撮影し、個展やフリーペーパー配布等の活動や、blogにて日々写真を公開している。最近ではtumblrで、その日に撮った写真を一枚だけアップする「一日一枚」を実行中。HP「はちがつのおわり」

●陶芸家・吉田明 作品展示販売
吉田明やきもの

10代の頃より陶芸に励み、朝鮮古陶・古窯を研究しながら「その場所の土」にこだわり、独自のスタイルで「やきもの」の初源を見つめてきた吉田明さん。大地の芸術祭への参加を機に十日町で陶土、釉石を見出し「妻有焼」を生み出しました。2009年に惜しくも急逝なさった吉田さんの数多い作品から、奥様の御厚意で花生、皿、酒盃などを展示販売します。独特の深さと繊細さを湛えたやきものの肌を、ぜひお手にとってみてください。協力:ギャラリーやきもの語り吉田明作品館

吉田明(よしだあきら)プロフィールはこちら

●ワラ細工職人・山際さんご夫妻の民芸品販売
ワラ

ワラ細工

昨秋より「室礼」で開催の「土着ワークショップ」にて、ワラ細工講師をつとめる、黒埼民具保存会会長の山際辰夫さん。今年も7月末に来年のお正月飾り用の稲を青刈りし、着々と準備を始めているそうです。その作品の中から数点と箒などの実用品、同じく保存会メンバーの奥様作の鍋しき、布草履なども販売します。今年も11月頃には、「しめ縄・玉〆め」の注文販売を予定しています。昨年のものはこちら。今年もよろしくお願いします。

●トークセッション「わすれられると、なくなってしまうもの。」
2014年9月11日(木)17:00~ 2時間程度|観覧無料
ゲスト:曽我部昌史(建築家・神奈川大学教授・みかんぐみ共同主宰)、成瀬正憲(日知舎主宰)
トークメンバー:司会・進行/山倉あゆみ(foodrop)、桾沢厚子(ブリコール)

トークゲスト 
写真左©Toru Kometani

ゲストを迎えてのKOKAJIYA1周年スペシャルトークセッション。神奈川大学教授/みかんぐみ共同主宰、建築家としての設計だけでなく、ワークショップの企画運営や評論の執筆、アートプロジェクトなど、様々な活動を展開され、新潟では2012年に水と土の芸術祭メイン会場の構成を担当した曽我部昌史さんと、山形にて山伏修行の場づくり、精進料理による地域づくり、リトルプレス「アトツギ編集室」の出版活動などを行なう日知舎(ひじりしゃ)主宰の成瀬正憲さんをお迎えし、「わすれられると、なくなってしまうもの。」をテーマにお話を伺います。KOKAJIYAの活動を通して、私たちが今改めて気になる二人をお誘いしました。会場との会話も交えながらのざっくばらんなトークセッションです。

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●フードワークショップ「私たちのにいがたレシピ」|参加費500円
KOKAJIYAのシェフとその仲間たちによる小さなデモンストレーション形式のワークショップを、会期中毎日14:00から30分程度開催します。
内容の詳細はこちら

●KOKAJIYA×いわむろマルシェ
KOKAJIYAのある西蒲区周辺は希少多種の美味しいものが沢山。他の地域ではなかなか手に入らない「いわむろや」の物産品やKOKAJIYA特製パスタソース、スイーツなどを販売します。13~15日の11:00~は、三連休限定で「朝採りいわむろ野菜の青果市」も開催。

●KOKAJIYAアグリピクニックcafe
DAIDOCOキッチンカーが三越入口(ライオン側)をジャック!西蒲区の農産物を使ったピクニック風のカフェを展開します。新米お茶漬けBAR、秋の青果氷、KOKAJIYA coffeeなど。

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KOKAJIYA展へのお問い合わせ:灯りの食邸 KOKAJIYA TEL/FAX 0256-78-8781
もしくは090-4723-9714(DAIDOCO山倉)

室礼関連企画へのお問い合わせ:080-4051-1211(ブリコール・ぐみざわ)

Posted on 2014-09-03 | Posted in お知らせ, イベント, 展覧会2 Comments »

 

土着WSvol.4「うめしごと02 梅干し&梅酢漬け」後編レポート<後半>

「紅生姜」と「ゆかり」づくりの<前半>に続いて、ドキドキの梅干し披露&試食タイムへ。各家庭の異なる環境で干された梅干たちをお皿に並べます。

梅干しならべ

土鍋登場

いろんな梅干しを前にして、みんなお腹が空いてきたところへ土鍋ごはんが登場!

土鍋ごはん

おこげもできていて、部屋中ごはんのいい香り!さて、これからおにぎりづくりです。

笹の葉

今回は盛り付けの勉強もかね、笹の葉を敷いたお皿におにぎりを並べていきます。
新潟のおにぎりといえば、DAIDOCOは、新潟米おにぎりキャンペーン事務局を務めるほど、大得意の料理です。そんなおにぎりマスター・山倉がすかさず、「なぜ、笹の葉を敷いたり、巻いたりするのでしょうか?」と子どもたちに質問します。

しつもん

子どもたちは興味深々で「おいしくなるから?」などと答えていました。正解は「笹の葉には、防腐効果・殺菌効果があるから」だそうです。見た目にもグリーンが添えられるとごはんがより美味しく見えますよね。

ごはんを盛る

こどもも挑戦

子どもも大人もおにぎりづくりに勤しむ中、縁側では「うめしごと」の完成イメージ写真を撮影中。夏の日差しはまだまだ強いですが、少し影もできていて本当に気持ちの良い縁側でした。

撮影会

そして、刻んだ紅生姜入りの混ぜご飯もやってきました。

まぜごはん

ここで、山倉から「おむすびの作り方」のコツを伝授してもらいました。

やまくら伝授

ポイントは、「にぎらない」こと。

おにぎりできた

それ以上はひみつなので、ここではみなさん完成写真を載せます。

おにぎり盛り付け

もみじの葉っぱを載せて立体感を出し、きれいに盛り付けて完成です!

いただきます

みんなが揃ったところで、「いただきます!」。

結集

江南区のひかり畑さんで大事に育てられた藤五郎梅が、いろいろな「うめしごと」のプロセスを経て、今こうしておいしいご飯の一皿に結集していると思うととても幸せで、その気持ちをみなさんと一緒に噛みしめていただきました。

梅あつまる

そして、密かに一番楽しみだった「梅干しの味比べ」。塩が結晶化して表面についているもの、まだ干されずジューシーなままのもの、一番早くに土用干しして、ふっくらが保たれているものなど…。本当に十人十色な梅干しを味わいました。

味比べ

他の家庭の梅干しをこうして少しずつ味比べできるのも、ワークショップならではの楽しみ方。すっかりみなさん家族のような輪ができていました。

記念写真

最後は恒例の記念写真。子どもたちもとってもかわいかった。「うめしごと」これにて終了です。

作り手(生産者)がいて、それを誰か(伝授する人やレシピ)に教わり、それぞれの家で加工して保存して、食べ物を長く大事に生かしていただくこと。そしてそれが「家庭の味」になっていくこと。
当たり前に続いてきた、食べ物にまつわるくらしの知恵や文化にはっとさせられた、貴重な体験でした。意欲ある若い方がこうして参加して下さったことも、とてもうれしかったです。

関係者、参加者のみなさま、本当にありがとうございました。「うめしごと」は来年も続ける予定です。ぜひ、このレポートを見て気になった方がいらしたら、来年の土着ワークショップもチェックしてみてください!

【おまけの一枚】
もみじ

おにぎりのみならず、お姉さんのヘアアレンジも…。子どもたちのセンスに頭が下がりました。

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「土着ワークショップvol.4 うめしごと02 後編」
新潟市シティプロモーション認定事業 『にいがたアグリピクニック』 事業者:foodrop

 

土着WSvol.4「うめしごと02 梅干し&梅酢漬け」後編レポート<前半>

お盆明けの8月19日、土着ワークショップvol.4「うめしごと02 梅干し&梅酢漬け」後編となる「赤紫蘇ゆかり&梅酢漬け」をおこないました。

うめしごと看板

会場は、秋葉区新津本町にある「三方舎」さんの書斎ギャラリー1階をお借りしての初・出張開催。当日は“新津祭り”もあり、町中が熱気に包まれていて、三方舎の今井正人さんも仕事に祭りにとご多忙な中対応して下さり、本当に感謝です。

三方舎会場

三方舎さん1階は、板張りの“縁側”付きのとても素敵な空間。置いてある棚や什器、キリムなどのラグもハイセンスで、会場を汚してしまわないかとドキドキしましたが、無事これまで3回に渡る「うめしごと」の締めくくりがこんな素敵な空間で行えてありがたく、またほっとしております。

ではさっそく、ワークショップの模様をレポートしていきます。
まずは、完成した梅干しとごはん、ゆかりふりかけに紅生姜漬けをご覧ください。

完成イメージ

この色合いを見ただけで、きっとお腹がすいてくることと思います。今回は、前回参加者のみなさんが各家庭で土用干しした「梅干し」を持参し、味比べを行うとともに、残った赤梅酢で「紅生姜」づくり、さらに梅干しとともに干した赤紫蘇で「ゆかりふりかけ」を作りました。

最初に「紅生姜」から。生姜は高知県の新生姜を使いました。

材料

生姜は下処理として、良く洗い、黒ずんだ部分や皮が厚くなった部分などを取り除きます。
しょうが下処理

小分けのしょうが

今回、小さなお子さまが多く参加したこともあり、輪切りではなく、小房に切った状態のままで漬け込むことにしました。

しょうがのせつめい

せつめい

嬉しいことに初参加の方もいらして、講師のダイドコパティシエ佐藤から、赤梅酢と白梅酢の違いなど、これまでの「うめしごと」のお話の後、作業に取りかかりました。

消毒

保存瓶の消毒からスタートです。アルコールスプレーがなくても、35度以上の焼酎でもよいそうです。

瓶詰め

7分目ほどに新生姜を入れたら、赤梅酢をひたひたになるまで投入。

梅酢投入

ひたひた

生姜が浮いてくるかもしれませんが、蓋を閉めて時々振るようにすれば大丈夫。

色のちがい

みなさんが持参した赤梅酢、よく見ると色に違いが…。紫蘇の量や塩分濃度、保管場所など、いろいろな違いが関わってくるのでしょうか。面白い発見でした。

梅酢のちがい

これは前もって佐藤の方で漬け込んでおいた2種類の見本。濃い方が「赤梅酢漬けの生姜」、薄い方は「白梅酢漬けの生姜」です。白梅酢も漬物やドレッシング、おにぎりへの風味付けなど、さまざまな利用ができるそうで、これもその一つ。色がほのかにピンク色というのが驚きです。

今回は赤梅酢に生姜のみを入れましたが、この梅酢を使ってミョウガやピクルスなども浸けられるので、まだまだ利用の幅が広がります。奥深いですね。

できた梅酢漬けは、塩分濃度や入れる物の水分によって日持ちが変わってきますが、冷蔵庫で保存して1ヶ月程度で食べ切りましょう。そのままお酒のおつまみに、お好み焼き、煮魚に添えて…などこれも使い方色々。のちほど、事前に作っておいた紅生姜を細かく刻み、混ぜごはんにしていただきます!

休憩

すっかり顔見知りになったみなさん、しばしの休憩時間。
続いて、作業は「ゆかりふりかけ」づくりに入ります。

持参した赤紫蘇

各自持ち寄った、土用干しした赤紫蘇。すでに塩が吹いているもの、赤の発色がきれいなもの、葉を広げて干したものなど、個性ある赤紫蘇が集いました。

ゆかりふりかけは、これをよく乾燥させて(湿っている場合は、電子レンジで乾燥させてOK)電動ミルやすり鉢で細かくしていきます。

すり鉢

高桑さん親子は、お子様が「やってみたい!」とすり鉢を選択。手ずりは時間はかかりますが、粗めのふりかけで食感も出てきます。最後の方は子どもたちだけで協力して、よく頑張っていました。

ミルを使用

ブレンダ―を使ったミルでもOKブレンダ―

ミル

電動ミルを使用すると、よりはやく、より細かくなります。

ゆかりかんせい

これでゆかりのできあがり。本当に簡単でした。
お好みでアミエビ、煎りゴマなどを加えると、また違ったふりかけになり美味です。

ふりかけ完成

レポートは、<後半>へ続きます。

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「土着ワークショップvol.04 うめしごと02 後編」
新潟市フードプロモーション認定事業 『にいがたアグリピクニック』 事業者:foodrop

 

土着ワークショップvol.4「うめしごと02 梅干し&梅酢漬け」後編 開催

うめしごと02後編
お盆ですね。新潟はここ数日涼しく、なんだかあっという間に秋が来てしまいそうな予感です。

さて、お待たせいたしました。土着ワークショップvol.4「うめしごと02」後編の開催日が
8月19日(火)に決まりました。

今回は、秋葉区新津本町の「三方舎」さんのご協力により、会場を三方舎の素敵な書斎ギャラリー内に移して行うことになりました。岩室から離れての初の出張ワークショップ、前編参加者のみなさんはもちろん、2、3名でしたら初参加の方も材料がございますので、奮ってご参加ください。

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土着ワークショップvol.4『うめしごと02―梅干し&梅酢漬け』(後編)
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日時:2014年8月19日(火)13:30~15:30

会場:「三方舎」(新潟市秋葉区新津本町3-4-22)
駐車場は「三方舎」駐車場をご利用ください。

参加費:2500円(講習費、生姜・おにぎり材料費、当日お支払い)
※お子様参加の場合は300円(おにぎり代) 申込み時にお知らせください。

内容:
ダイドコパティシエ・佐藤千裕を講師に①~③をおこないます。

①梅と一緒に天日乾燥させた紫蘇漬けで“ゆかりふりかけ”づくり
②残った赤梅酢で“紅ショウガ漬け”づくり
③自家製(!)梅干しの食べ比べ&おにぎりづくり

「うめしごと02」前編で持ち帰り、各家庭で土用干しした“自慢の梅干し”をお持ちいただき、炊きたてご飯と一緒に食べ比べをしてみましょう! 刻み紅生姜入りご飯の紫蘇巻おにぎりも作ります。

持ち物:エプロン、ハンドタオル、赤梅酢、よく乾燥させた赤紫蘇、梅干3個、持ち帰り用手提げ袋
※梅を引き上げた後に残った赤梅酢をタッパーなどに移したもの、パリパリになる位までよく乾かした紫蘇、干し上がって大切に寝かせている梅を試食用に3個お持ち下さい。
※初参加の方は、材料をこちらでご用意します。(別途、実費500円をいただきます)

申込み方法:TEL 0256-78-8781(KOKAJIYA)/080-3514-6907(ダイドコ佐藤)まで。
「8/19の土着ワークショップ参加申込み」とお伝えください。【申し込み〆切:8月17日(日)】

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「うめしごと01」で仕込んだ梅味噌の使い方や、みなさんの家庭のおいしい梅レシピなどの情報交換をするのもいいですね。夏休み中のお子様もこの機会にぜひ、ご参加下さい。心よりお待ちしております。

完成梅干し

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「土着ワークショップvol.4 うめしごと02 後編」は
新潟市フードプロモーション認定事業 『にいがたアグリピクニック』(事業者:foodrop)となります。
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土着ws vol.4 うめしごと02 梅干し&梅酢漬け レポート<後半>

レポート<後半>では、いよいよ赤紫蘇の塩もみ作業に入ります。

赤紫蘇

まずは講師でDAIDOCOパティシエの佐藤千裕が実演。

塩揉み

塩で揉んでいくと、あら不思議、どんどん紫色の汁が出てきてきます。この揉む際の力の入れ具合、もみ具合がポイントなのだとか。ちゃんとこうしてアクを出しきることで、美味しくまた綺麗な梅干しが漬かるのだそうです。

あく

赤紫蘇の葉からは、シソのいい香りがします。
紫蘇の香り

5)赤紫蘇は茎から葉っぱを外してよく洗いしっかりと水気を拭き取ります。このとき、葉と茎がくっついている根元の硬い部分は取り除きます。

葉っぱとり

6)塩を入れ、よく揉み込んでいきます。手の平のつけね部分で押すと力がいい具合に入ります。出てきたアク(水分)を一度捨てます。

塩揉み

7)再び塩をふり入れ、揉みます。再びアクが出たら捨て、しっかりと絞って赤紫蘇の塩揉みは完了です。

しぼり

赤紫蘇をもんだ手は、むらさき色に染まりました。
そまった手

8)その後は自宅で冷蔵庫に入れておき、4)で数日して白梅酢が梅が浸るくらいにあがってきたら、そこへ塩揉みした赤紫蘇をひろげながら入れ、ゆすって再び蓋をして重しをのせます。

再び、佐藤から紫蘇を入れる実演です。
発色

レードルで白梅酢をすくい、赤紫蘇にかけると、また不思議。きれいな赤ムラサキの色になります。
これを梅の瓶に入れると、目にも鮮やかなピンクに!こうして「梅干し」の赤を染めていきます。

実演

干し方

最後に干し方のレクチャーを受け、本日の作業は終了しました。梅雨が明けてからの、梅干しのクライマックス作業「土用干し」ですが、その模様は改めて後日レポートしていきます。

自宅での宿題ができたものの、今日の作業を終え、ほっと一息おやつの時間へ。
「いわむろや」の芝生カフェに7月31日まで期間限定出店をしている「DAIDOCO青果氷店」の美味しい藤五郎梅の青果氷をみんなでほおばり、蒸し暑さを一時忘れることができました。梅の甘酸っぱさが体にしみます。

かき氷

おやつ

子どもたちも頑張りました。
こどもたち

嬉しそうに、梅の入った瓶を赤子を抱く様に撮影されている光景が微笑ましかったです。
撮影

時折、雨もパラパラと降りましたが、お天気も最後まで崩れず、うめしごとを見守ってくれているかのようでした。ワークショップ終了後、嬉しいことに、参加者のみなさんがfacebookに実況レポートをたくさんあげて下さっています。ありがとうございます!

完成

今回のワークショップで感じたのは、“梅仕事はみんなでやるとより楽しい”ということ。
実はメンバーのほとんどが梅干しつくり初挑戦で、「おばあちゃんは毎年つくるけど、自分は…」といった方がほとんどでした。自宅での作業の成否が、美味しい梅干しができるかにかかっていることもあり、みんなでやることで士気も高まり、また途中のプロセスをfacebookなどで報告し合うことで、不安も解消し、みんなで楽しめることができるのだなと。そして梅仕事仲間の工夫などを共有すれば、来年の梅干しづくりがきっとさらに充実していくことと思います。新しい「うめしごと」の醍醐味発見でした。

次回ワークショップでは、赤梅酢を使った紅ショウガ漬けと赤紫蘇を使ったゆかりふりかけを作ります。日程は決まり次第、追ってお知らせします。こちらもお楽しみに!
最後までレポートを読んでいただき、ありがとうございました。

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「土着ワークショップvol.04 うめしごと02 前編」
新潟市フードプロモーション認定事業 『にいがたアグリピクニック』 事業者:foodrop