お知らせ, 吉田明さんのやきもの

出張商品がもどりました

旧佐藤家の市に参加していた商品が小鍛冶屋二階にもどりました。

まだ明るいけれどほんのり夜の気配が近づいてきた店内。
ふと谷崎潤一郎の「陰(かげ)」の話が頭にのぼりました。

「暗い部屋に住むことを餘儀なくされたわれわれの先祖は、いつしか陰翳のうちに美を発見し、やがては美の目的に添うように陰翳を利用するに至った」

スリガラスで弱められた光線がきれいで、そんな話も理解できそうでした。
モノも不思議なぐらい陰影を帯びておとなびて見えます。

そんなこんなで元通り、「室礼」では光も陰もあるモノ達がまだ見ぬお客様をお待ちしております。
本日よりまた宜しくお願いします!








Posted on 2014-06-22 | Posted in お知らせ, 吉田明さんのやきものNo Comments »